日経平均   29,432.70 円 △ 48.18 円
≪東証一部≫
売買高    13億4,076万株
売買代金  2兆7235億6700万円
値上り銘柄数 545 銘柄
値下り銘柄数 1,586 銘柄
騰落レシオ(25日) 126.57 %
為替 1ドル=109.55 円

☆ 市況概況 ☆

清水洋介,投資戦略
(画像=PIXTA)

配当落ち分は埋めたが上値も重い

米国株はまちまちとなり、ファンドの問題が特に大きく取り沙汰されたということでもないことから、昨日の上げ幅縮小の反動や配当落ち後の月末高期待から買い先行となった。ただ、配当落ち分を埋めると上値も重くなるということで全体としては冴えない展開となった。日経平均は影響の大きな銘柄に買い戻しが入り押し上げられたが、TOPIXは大幅安となった。

昼の時間帯には買い直す動きも見られ、後場に入ると再度上値を試す動きも見られた。ただ、逆に上値の重さが確認されると手仕舞い売りも嵩み、指数は方向感に乏しい展開となった。手仕舞い売りに押されると買戻しも入るのだが、上値を買い上がる動きも下値を売りたたく動きもなく、結局最後まで方向感は見えなかった。

小型銘柄は配当落ちを埋めきれない感じで総じて軟調だった。東証マザーズ指数は小幅に高かったが、二部株指数や日経ジャスダック平均は軟調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かすことも少なかった持高調整の売り買いが中心で方向感がみられることもなかった。

買われすぎ銘柄の修正安が一服となった感じだが、米国での金利上昇が続いていることもあり、上値の重さを確認しては売られることになるだろう。「再投資の買い」と騒がられることも期待され、月初の買いも期待されることから目先は堅調なのだろう。

☆ テクニカル分析 ☆

日経平均
25日移動平均線や基準線に上値を押さえられる形となった。ここから今度はまた、75日移動平均線や雲の下限水準でのサポートを確認することになるだろう。

☆ あれやこれやと一言 ☆

配当落ち分を埋めた形だが、ファーストリテイリングとソフトバンクG、東京エレクトロンの3社だけの日経平均という感じだ。相場全体としては目先的に買われたものの含めて手仕舞い売りに押されるものが多くなっている。

積極的に買い上がる材料はなく、逆に売り材料を探すと案外多いという状況で買えないものも多くなっている。買われすぎ銘柄の修正安が一服となっているので、何となく強いよな気になるが、実際は売りたい向きも多くなっているということだろう。

買えない状況が続くと今度は売られるということになり、いったん売られ始めて大きく下げると売りが売りを呼ぶ展開も考えられる。とりあえずは月初の買いが期待されて売り難いが月初の買いが大したことがなく、逆にイースター休暇の手仕舞い売りなどが嵩むと大きく下げることもありそうだ。

バブルではないとかバブルは弾けていないという見方もあるようだが、まだまだ買われすぎている銘柄が多く、修正安は続くと思われる。米国金利の上昇を嫌気する動きも出て来るのだろうし、サブプライムバブルが弾けたときのように、ファンドの問題などが大きく広がるということもありそうだ。

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清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!

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※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。