法案ミスで「一太郎」禁止令? 農水省「ワード原則化」通知
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一太郎も毎年のようにアップデートされていてそれなりに優秀なソフトだ(最近は私も使わなくなったが、幼い頃一太郎を使うという目的からPCに触れはじめた経験があり、以来ずっと手に馴染むところはあった)。
互換性の問題でWordをメインに、ということのようだが、より根本的にはチェック体制を十分担保できない人員不足や働き方の問題があると考えるのが自然だろう。一太郎だけのせいにせずにしっかり問題が解決に向かうことを期待したい。法案ミスとは別の観点で。
本来は対外的な情報の公開手段の観点からこの部分は考えるべき。日本語変換では一太郎系のATOKの方が優れていることは知られているが、一太郎で情報を出したとして、そのファイルを今閲覧できる人はかなり限られる。
とすると、その都度PDF等の形に変換が必要であり、そこに一太郎のままだとまずい部分がある。PDFだっていじろうと思えばいじれるが、利用者がいじりやすい形式ではない。
変えたくない原因が日本語変換にあるなら、IMEだけATOKにすれば済む話。
こういう話をすると決まって出てくるのが、アクセシビリティの話と国際規格の話。まあでも(今だと多くのPCには入っていないという意味で)一太郎よりはまし。どちらが優れているかではなく、ワードと一太郎が混在することで、変換すると「わずかなズレが生じる」ので、修正に時間がかかることが大きな問題だということだ。非常に生産性の低い仕事をさせられていることになる。
自衛隊でもワードと一太郎の両方が使われており、そのズレの修正が大変という話を聞いた。「ゴジラがきたとき間に合わないじゃないですか」と思わず言ってしまった。
「完璧主義」の官僚の方達にそのズレを放置せよというよりも、一方に統一するのが早道だと思う。一太郎に恨みはないけれど・・・