認知症薬に「新たな活路」を求める動き
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アデュカヌマブが承認されるまでは、歯を磨きましょう。
認知症は誰もがかかりたくない病気の1つです。
認知症の7割近くはアルツハイマー病が占めると言われています。
どうなると、アルツハイマー病になってしまうかというと、脳にアミロイドβというたんぱく質がたまることで神経細胞が壊れてなります。
アミロイドβが蓄積し始めて、20~30年で発症すると言われています。
さて、今回のアデュカヌマブは、このアミロイドβという悪いヤツを倒してくれる薬です。
つまり、アミロイドβの蓄積を防いでくれます。承認されるといいですね。
ただし、アミロイドβの蓄積は、別の予防策もあります。
アミロイドβは歯周病菌が関係しているんです。
そう、毎日歯磨きで予防している歯周病菌です。
だから、高齢者は口腔ケアといって、歯磨きを重要視しています。
歯磨きが認知症を防いでくれるからです。
めんどくさくても、毎日歯磨きしましょうね。1. そもそも知能がどのように構成されているか分かってないからなー。脳の状態を物理的に分類することも難しいみたいだし。そもそも画像でアルツハイマーかどうか分かるなら、IQも分かるはずなんだよね。
2. これについては決着がついて、アミロイドβ低減しても認知機能は改善しないというメタアナリシスが出た。
つまり、アミロイドβ低減薬はアルツハイマー治療にはならないということ。という過去の記事が出ている時点ですでに研究は出ていたんだから、効果がないことを知っていたはず。
アミロイド低減治療、認知機能改善は認められず/BMJ
ケアネット(2021/3/11)
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/51842エーザイとバイオジェンの「アデュカヌマブ」が承認されれば、この領域において新たな可能性を示すことになりますので、是非とも最後まで行ってほしいです。