もう1つの「ワクチン」競争
日本経済新聞
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ワクチンの接種履歴を示すアプリ開発に必須の技術を日本のベンチャーが提供するという。仕組みを先導して開発するのは英国。記事中では日本の取り組みの消極性について記述がある。
”一連の動きにはデジタル分野を所管する英国の中央省庁も関与する。つまり、ワクチン開発で先頭を走る英国は、同パスポートでも主導権を握ろうと国ぐるみで動いているわけだ。
一方、アストン大とGVEは日本でも関係省庁や経済団体などと接触したが、あまり強い関心を示されなかったという。個人情報保護やワクチンを打てない人との平等性の問題を巡り賛否が分かれる懸念があるほか、「ワクチンの量産が進めば、ワクチンパスポート自体が不要になるのでは」との意見が根強かったという。”
スタンダードを作ることに対して日本政府は本当に消極的。世界で誰かが作った仕組みを後から使わせてもらってそれなりの対価(これがべらぼうに高かったりするが)を支払えばいいという考え方がある意味日本ではスタンダードなのだろうか。それでは技術で勝つというのは難しいだろう。技術は優れているがゲームには勝てないからだ。