日銀短観予測 “業種により改善ペースに差”
NHKニュース
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製造業と非製造業の改善ペースの差は、コロナ下に伴う生活様式の変化に加えて、海外経済と日本経済の差も示していると言えるでしょう。
というのも、製造業は内需が悪くとも、海外経済が良ければ輸出を通じて回復できますが、内需依存度の高い非製造業は海外経済回復の恩恵受けにくいですから。
事実、世界のPMIを見ると、日本のサービス業PMIだけかなり回復が遅れてますから。活動自粛の影響を受け難い製品を作るグローバルな大企業の回復が活発な活動を取り戻した中国等の海外も相手に堅調なのに対し、厳しい活動自粛を迫られる顧客を相手に国内でサービス提供する飲食や宿泊などの非製造御用は厳しい状態が続くということですね・・・ 大企業と雖も非製造業の活動は国内が中心なので、製造業より厳しいことは容易に想像のつくところです。
日本では従業員の69%が中小企業、そして72%がサービス産業で働いていますから、中小企業、非製造業の回復の遅れは致命的。活動自粛の結果、昨年度の死亡者は前年対し9000人減、高齢化で年間死亡者数が2万人程度ずつ増え続けていることを考慮すれば3万人減るほど厳しい活動自粛を強要する必要が本当にあったのか。欧米以上のベッド数を持つ医療機関が真剣に対応し、ワクチン接種を米英なみに進めれば、中小企業や非製造業をここまで追い込んで自殺者を増やすことも無かったろうにと思うと残念です (・・;