無駄なものはそぎ落とす。エッセンシャル思考から学ぶ仕事の選び方
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私はこの本を、目的達成のための効率や成功率アップの方法論だとは感じませんでした。むしろ人生のプライオリティをどう設定し意識して生きるかということが重要性だと。それを感じるために、非効率に見える妄想や瞑想や、俯瞰するためのボーッとした時間や読書等がいかに大事かをむしろ感じました。生きたい人生を生きるためのプライオリティによるエッセンシャルです。
わたしはこの本を読んでから、やるかやらないかを主体的に選択することを意識して生活するようにしました。
その結果、自分の時間を確保できたのはもちろんのこと、時間を無駄にしないようにしようという意識にも繋がりました。
あとはエッセンシャル思考の実践にあたっては、極端に走らず力加減さえ調整できれば、充実した生活ができるのではないでしょうか。＞気づけば、職場には無駄がたくさんあります。仕事によっては、それが上司のためのものであって、自分のためではないものも多いでしょう。わかっていても断れず、言われるがまま仕事を受けて、その結果、パンクしそうになるのです。
＞実際、私もそうでした。しかし、「大切なものを見極め、本質以外のものを断り、最大の成果を出す」という、このエッセンシャル思考を知ってからは、ものごとの本質をとらえ、自分のやるべきことに集中し、無駄なものはそぎ落とすよう、より強く意識してきました。
確かにそうです。そうですが一つ注意が必要です。
それは『自分がパンクする程じゃないのにそれでも仕事の選択をして無駄だと判断したことをやらない、ということをやると、周囲からの信頼を失う』ということです。
パンクするなら選択すべきです。
しかしパンクしないのに選択していたら、良い縁に巡り合いませんよ。
パンクしない程度なら、無駄に感じてもその仕事を請け負うのは大事なことです。
私はそうやってきました。殆どの仕事は請け負ってきました。その中で、やる前から無駄だと判断できてたものは少なからずありますがそんなことはどうでも良いのです。
何故なら無駄かどうかを決めるのは自分ではないケースが多いからです。
その上で、請け負ったらパンクする仕事は確かに回避してきました。分かりやすいのは英語の勉強、ひいては英語案件の仕事を一人で請け負うこと。これは絶対にやらず、どうしても英語案件の仕事をしなければならない時は、その時々でパートナーとなる人を見つけて一緒に仕事してきました。
そうしたらパンクしないで済むので。
