偏差値にこだわる日本人が知らない世界の常識
東洋経済オンライン
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注目のコメント
高校生の親なので、知ってますよ。
総合型選抜入試(AO入試)は、今大人になってしまった人から見ると、ちょっと昔の一芸入試で、基礎的学力に劣るんではないかと思ってしまうかもしれません。今は違います。この記事に言われているように、アメリカ流の入試方法を意識して、高校での評定に加え、研究、部活、ボランティア、意欲など総合的に問われます。
日本の入試の問題は、従来の、一日に点を争う入試を続けながら、総合型選抜入試も増えていることだと思います。この二つの両立は、高校生にとって大変困難です。学校にもよりますが、例えば慶応義塾大学SFCの総合選抜型入試では、かなりの量の提出物の準備と、面接の練習が必要で、この準備をしていたら高3の夏休みがつぶれてしまいます。9-10月の総合型選抜入試がだめだたら、次は1月の共通テスト、2月からの私立の一般入試をするということでは時間が足りなくなります。中途半端にいろいろな入試方法を導入すると高校生を困らせることになります。欧米型を目指すのであれば、どこかの時点で共通テストと、私立の一般入試をやめるべきではないでしょうか。