沖縄知事「米軍基地を全国の50%に」 具体案なく与野党から疑問

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市街地のど真ん中にある米軍普天間飛行場。オスプレイやヘリコプターが駐機する=沖縄県宜野湾市の嘉数高台公園で2020年8月4日午前10時8分、竹内望撮影
市街地のど真ん中にある米軍普天間飛行場。オスプレイやヘリコプターが駐機する=沖縄県宜野湾市の嘉数高台公園で2020年8月4日午前10時8分、竹内望撮影

 全国の7割が集中する沖縄県の米軍専用施設面積について、玉城(たまき)デニー知事が「当面は50%以下を目指す」と表明した。2022年に日本復帰50年を迎えることに合わせ、数値目標を初めて提示して基地の整理・縮小を日米両政府に促すのが狙いだ。だが、どの基地の返還をどのようにして求めるのか具体的な説明がなく、実現の可能性も見通せないことから、県政与野党の双方から疑問の声が上がっている。

 玉城知事が「復帰50年、基地50%以下」を表明したのは…

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