正代、高安止める 胸借りた鶴竜引退の日「教え生かしたい」

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
高安(下)を突き落としで降した正代=東京・両国国技館で2021年3月24日、滝川大貴撮影
高安(下)を突き落としで降した正代=東京・両国国技館で2021年3月24日、滝川大貴撮影

 大相撲春場所11日目は24日、東京・両国国技館で行われ、大関・正代は優勝争いでトップの小結・高安を破り、6勝目を挙げた。

 前日まで五分の星で3大関で最も元気のなかった正代が、今場所、強さを見せてきた1敗の小結・高安に土を付け、11日目にしてようやく大関そろい踏みとなった。正代は「残りの相撲にもいい影響があるのではないか」と手応えを得るとともに、「教えられたことを生かしていきたい」。引退した横綱・鶴竜への思いも口にした。

 好調の相手に立ち合いから圧力をかけた。しっかりと踏み込んで左、右と差し込み前へ。相手が巻き替えにきたところを逃さずに右から突き落とし。久しぶりに、らしさを感じさせる相撲だった。

この記事は有料記事です。

残り255文字(全文556文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月