337Picks
Pick に失敗しました

選択しているユーザー
3社の共同出資で新会社「コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ」を設立。出資比率はトヨタが80%、いすゞと日野がそれぞれ10%。トヨタで商用車を担当する中嶋裕樹氏が社長に。どんな会社になるのか。注目ですね。
人気 Picker
気になるポイントと、歴史の振り返り。

①がリリースで『小型トラック領域を中心に、EV・FCV、自動運転技術、電子プラットフォームの開発に共同で取り組みます』とある。技術的には、大型になるほど普通の乗用車と違う(最近は乗用車でディーゼル使わなくなっているので、小型でも違いが増えているとは思うが)。②が日本での区分で、グローバルにもトラックメーカーの主戦場は中・大型車。そのなかで小型車に限定しているのが一つ気になる点。
そしてEVも含めているのがもう一つ。トラックは稼働させてナンボ、なので充電時間がかかるEVは適していないと思う。ただヤマトの宅配便のトラックのような、駐車場に停めるようなものはアリかもしれない(そしてこれは小型)。

歴史については、いすゞは元々GMと仲が深かったがGMの経営危機で売却され、トヨタは日野を傘下に持つ中、2006年に業務資本提携をした。ただ協業領域だった小型ディーゼルで進展がなく、2018年に資本関係を解消(③)。
その後のいすゞの文脈は④でまとめたが、GMと提携を再度深め、GMと関係を深めているホンダともFCVで提携。またその前から米国のエンジン大手のCumminsと提携(⑤)したり、2019年12月にVolvoと戦略提携覚書を締結し、2020年10月にはそれを深めてUDトラックスを取得(⑥)。

そしてCASE文脈では、ホンダもいすゞもMONETに出資。そして今回いすゞの関係がより深まる。そうすると、FCVでトヨタ・ホンダ・GMがどうなっていくのかが、次に気になる…ただ、記者会見内容(⑦)は日本国内の話中心。

https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/34957140.html
https://www.jta.or.jp/coho/hayawakari/5.kubun.html
https://newspicks.com/news/3220328
https://newspicks.com/news/5283140
https://newspicks.com/news/3358671
https://newspicks.com/news/5349673
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/34956968.html
CASE時代に同業者と資本提携。

大量生産大量消費の20世紀型の経営をしているトヨタには、この時代の舵取りはなかなか難しいのだと思います。

この提携は、両利きの経営にある「知の進化」にはなりますが、この時代に必要な異分野との結合を意味する「知の探索」には全くならないので、「知の探索」を熱心にしているテスラに圧倒されているように、この先、海外のメーカーに次々と時価総額で追い抜かれていくと思います。そして、自社株売却による巨大な資本力で積極投資を行い、日本車メーカーが手の届かない領域(テスラの例だと宇宙ビジネスやスマートグリッド、マイクログリッドビジネス)に次々と展開し、車の外装をステンレス鋼で大量生産することによるロケットの外装費用の低減や、宇宙基地局スターリンクのテスラ車両での使用、電池の大量生産よる家庭用蓄電池の価格破壊にテスラでは繋がっているように、次々と今までに無かったシナジーが生まれ、業界間の壁が溶けていくと思います。

そんな時代では、自動車メーカーはボードメンバーや提携先に異業種の多様なキャリアの人材を揃えて、知の探索ができる体制が必要不可欠なのですが、その必要性は各社の動きを見ていてもあまり感じることができず、日本のガラパゴス化の再来を危惧しています。
欧米ではトラック・バスのFCV化(水素)、自動運転L4が注目されています。日本もトラック事業で協調する覚悟ができたと理解してます。
3時まであと10分、正式発表を待ちましょう。コネクティッド基盤を共有化しさまざまな商用領域の課題解決を実現できる仕組みづくりが鍵?
規模が違う企業同士の相互持ち合いメリットをあまり感じていないのですが、契約書だけではダメなんでしょうか?現金が減るデメリットに対して「ちぎり」以外のメリットがよくわかりません
3社による株式の持ち合いかと誤解したが、トヨタといすゞとの間の約5%の持ち合いと、メインの共同出資会社の新設だった。

本体同士の協業ではなく、なぜ、別会社の設立なのだろう?
また、将来、上場(株式公開)することがないなら、株式会社形態選択する必要はない。

おそらくCASE分野での協業の具体案がまだ詰まっていない、取りあえずの枠組みの設置なのだろう。

トヨタによる子会社の設立と、それへのいすゞによるマイノリティ出資ということだから、騒ぐこともない。
コネクテッドもさることながら、EV、特にFCVは運行範囲が一定の範囲の商用車が向いている。適切な流れではないでしょうか?
トヨタは昨晩、2022年にもFCVの基幹システムを中国で現地生産する検討に入ったとも報じられていましたね。いすゞと日野との連携で加速していくということですね。
【トヨタ、中国でFCV基幹部品生産 清華大と国外初】
https://newspicks.com/news/5708480/
会見は15時から。FC分野での協力を深めるとのことです。

・いすゞ、ボルボと戦略的提携 UDトラックスを2430億円で取得(2020年10月30日)
https://newspicks.com/news/5349673
日本最大手の自動車メーカー、世界でもトップクラス。傘下に日野・ダイハツを有し、SUBARU・マツダ・スズキとも業務資本提携。HV技術をベースにPHV、FCV、EVを展開。北米を中心にレクサスの販売も。
時価総額
62.1 兆円

業績

国内トラック製造販売で最大手。主要製品はトラックとバス。自動車用、産業用のディーゼルエンジンを手がける.
時価総額
1.59 兆円

業績