• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

北朝鮮、巡航ミサイル2発を発射 米政府、「短距離」と静観

81
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

注目のコメント

  • badge
    地経学研究所 主任研究員

    そろそろミサイル発射あるのではと予想されていた。今回は短距離ミサイルで、去年3月に4回発射した短距離「弾道」ミサイルでなかったとすれば、むしろ北朝鮮は慎重に日米韓の出方をうかがった可能性がある。今年は3月8日(月)から18日(木)まで米韓両軍の合同指揮所演習が実施されていた。例年この時期に米韓は軍事演習を行うが、今年はコロナの影響もあり砲弾が飛び交う野外訓練は行わず、訓練の規模も最小化していた。それと18日(木)の米韓2+2を見届け、週末に発射した、ということではないか。

    3月18日(木)の米韓2+2では北朝鮮について若干、抑制的な発信となった。共同声明では日米2+2共同発表にあった「完全な非核化」は韓国だから明記されなかったものの、「米韓は、関連する国連安保理決議が北朝鮮を含む国際社会によって完全に履行されることが重要」という表現になった。記者会見でブリンケン国務長官は「北朝鮮の非核化」に言及したが、鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官とオースティン国防長官は「朝鮮半島の非核化」と発言していた。朝鮮半島だと北朝鮮のみならず韓国も含まれる。

    同じ18日の朝、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務第1次官は、米国の敵視政策が撤回されない限り米朝協議に応じる考えはない、いかなる米国の接触の試みも無視するという17日付の談話を発表した。米韓2+2がどう出るか、牽制球を投げていた。また日米2+2が開催された16日(火)には、北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長も、米韓の合同指揮所演習が「侵略的な戦争演習」とし、韓国政府を非難する15日付の談話を発表していた。

    今回のミサイル発射は、バイデン政権、そして日米韓の出方によっては弾道ミサイルも発射するぞ、ということだろう。バイデン政権になって発射する一発目がいきなりICBMという見方もあったが、さすがにそれはないと思っていた。また今回のミサイル発射については、中国と事前に意思疎通していたと見ておくべきだろう。中朝はいま蜜月関係にある。


  • 暦オタ・ガジェオタ・ミリオタ・時々謎のPro Picer

    弾道が公開されていないので詳しくは分かりませんが、場所から見て金星3地対艦巡航ミサイルを発射したようですね。
    金星3はロシアのKH35のコピーと思われる近距離対艦ミサイルで、射程は200キロと推定されています。
    2017年に初めて登場した比較的新しい兵器で、北朝鮮の対艦兵器では最も強力な兵器です。
    ただ発射サイクルからすると政治的な意図ではなく、通常の訓練の可能性が高いです。
    もちろん日本には届きませんから、心配はいりません。

    (追記)
    発射地点は黄海沿いの平安南道温泉で、黄海方向に向けて発射しています。
    つまり中国側に向けて打っていることから、日米韓への政治的なメッセージ性は薄く、また金星3対艦巡航ミサイルは昨年実戦配備されたので、今回初めての発射となり、現在進行中の冬季演習のプログラムだったとの見方が有力です。
    因みに今回発表が遅かったのですが、北朝鮮のミサイル発射は全部報道されているわけではなく、特に重要性がなければ軍事筋から発表さえされません(それも諜報活動のうち)から特に意味はないでしょう。


  • badge
    拓殖大学大学院 客員教授

    北朝鮮がミサイル発射準備をしているとの情報があったが、短距離ミサイルだった。このところ北朝鮮は、米国非難のトーンを強めていた。米韓軍事演習を実施したこと、米国の要求に答えたマレーシア政府が北朝鮮人の身柄を米国に引き渡したこと、日米・米韓2+2で日米と米韓が同盟を強化したことなどを非難していた。金与正氏の談話は激しい言葉をちりばめたものだった。短距離ミサイル発射にとどめてICBM発射は自制して、米国のバイデン政権が強い姿勢で対処しなければならないことは避けたのだろう。米国の制裁緩和を求めるといういままでの北朝鮮の姿勢のひとつ。日米韓の3か国が発射を熟知しながら公表しなかったことも重要な意味がある。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか