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初心者がnoteで3万PV、フォロワー200人を達成した方法

『地方×IT』というテーマで、地方におけるICT活用事例を紹介していまして、約6ヶ月で3万PV、フォロー数は200人を超えました!

多くの方に読んで頂き、本当にありがたい限りです。
ありがとうございます!

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僕は、システムエンジニア→システムコンサル→起業という経歴で、ブロガーでもなければ文章を書くプロでもありません。

そんな初心者の自分でもここまでPV数とフォロワー数を伸ばすことができた理由を具体的に書こうと思います。

「たった1ヶ月で1万pv、フォロワー数1,000人!」みたいなすごい成果では全然ないので、すぐに達成できそうな身近な事例として参考して頂ければと思います。

noteを始めた理由

そもそもnoteを始めたのは、情報発信を通じて当社や自分自身の認知度を上げつつ、自己成長のためにアウトプットする機会を作る、という理由でした。

まずは更新することが大事だと思い、記事を書く習慣を作ることを目指しました。当時書いていたのは、日々の仕事の中で感じたことなど、日記や備忘録みたいな内容でした。

そのため、当然誰にも見られませんでした…

そこで、noteのフォロワー数日本一のけんすうさんへテーマ選びについて質問してみました。

テーマ選びのポイントは「読者目線」

※テーマ選びのプロセスを紹介しますが、既にテーマが決まっている方は読み飛ばして頂いて大丈夫です。

僕はアル開発室という、けんすうさんが代表を務めるアル社が運営しているオンラインサロンに入っています。そこではけんすうさんへ何でも質問してアドバイスをもらえるという神企画があります。
(現在は不定期で質問コーナーをやっています)

アル開発室で「noteで何を発信しようか迷っています。今までの経験から、◯◯や✕✕をテーマにしようと考えているのですが…」と相談したところ、このようなアドバイスを頂きました。

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「自分が書けること」から探そうとしているのがいけない可能性があります。それ出発点が自分なので、、むしろ「読者は何を必要としているか?」を徹底的に考えるほうがいいです。

そこから、自分で調べたり、自分の経験を活用して書くほうが正しいと思いました!

確かに自分が書けること、自分が書きたいことから始めようとしていたことに気づきました。

このアドバイスに加えて、以前けんすうさんがnoteで書かれていたこちらの記事も参考にしました。

何者でもない一般の人がファンを増やして発信力をつけるためには、

1. Information(情報)
2. Opinion(意見)
3. Diary(日記)

の順番で発信すると良いよ、という内容が書いてありました。

そこで、読者目線で「必要なInformation(情報)=誰かの役に立つ情報」を発信することに決めました。いろいろと考えた結果、以下の理由から地方でのICT活用事例を取り扱うことにしました。

・ネットで調べてもあまり出てこない情報だから価値がありそう
・事例を通じて中小企業のデジタル化を推進できるのではないかと考えた(当社では中小企業のデジタル化を推進しているため)
・ICT活用事例を調べることで自己学習になる
・当社の既存のお客様へ、有益な情報として事例をご紹介できる

まとめます。

既にフォロワー数が多い方であれば、Opinion(意見)やDiary(日記)を書けばよいと思いますが、僕のように発信力がないのであれば、徹底的に読者目線でテーマを選ぶことが重要です。テーマ選びにおいては、読者の方が知りたくなる情報・価値のある情報を選ぶことが良い、ということでした。


しかし、テーマが決まって書き始めたものの、PV数は上がらない状況がしばらく続きました。

ということで、ここからはPV数が上がった理由を3つご紹介します。

(1)けんすうさんにTwitterで紹介して頂いた

『地方×IT』というテーマで更新を始めたんですが、テーマ的にはどうですかね…?といったような質問を、アル開発室でけんすうさんへさせて頂きました。すると、、けんすうさんから面白いと言って頂き、Twitterで紹介して頂きました!

けんすうさんのおかげで、たった2〜3日でフォロワーが100人くらい増えました。本当にありがたいです…。

インフルエンサーというか、フォロワー数の多い方に紹介してもらう、というのは良い手だと思います。クローズドなコミュニティに入っておくとこういった形で恩恵を受けられる可能性があるのだと分かりました。

フォロワー数が一気に増えたことで、記事更新にも今まで以上に力を入れるようになったように思います。

(2)note公式に取り上げてもらった

次に大きくPV数が上がったのは、note公式に取り上げて頂いたことでした。

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実際に取り上げてもらったのはこちらの記事です ↓

note公式に取り上げられた効果もとても大きく、この記事だけで一気に5,000PVくらいになりました。いまだに記事の中でダントツ1位のPV数です。

公式に取り上げて頂いたのは偶然だったと思いますが、要因として考えられるのは、

・現地の静岡市役所の方から実際に聞いた話しを盛り込んだ
・僕自身が静岡出身なので、よりリアルな内容を書くことができた
・「MaaS」という割と最近のトレンド的なキーワードを入れた

といったあたりかなと思っています。

(3)文章量を増やして書き方を変えた

毎日更新を続けていたので、累積PV数は少しずつ上がってきたものの、緩やかに上がっていく状態で、1日100PVもいかないくらいで低迷していました。淡々とICT活用事例を紹介していたので、ニュース記事のようになってしまっており、正直なところ自分でも記事の価値を感じにくくなっていました。

そこで、記事内容、つまり文章自体を見直すことで、現在では1日約300pvになりまして、約3倍くらいに増えたことになります

具体的に見直したポイントをご紹介します!

■文字数を増やす
単純な施策ですが、文字数を増やしました。元々は1,000文字前後くらいであっさりした内容でしたが、今では1記事あたり1,500〜2,500文字くらいは書くようにしています。

文字数に合わせて内容も考えるので、文字数を増やすことで自然と内容に厚みが増してきます。

■文章の構成(流れ)を意識する
こちらも当たり前の施策ではありますが、読者の方に読んでもらいやすいような構成へ変更しました。読みやすい記事というのは、読者が考えなくてもすっと頭に入ってくるような内容だと思うので、文章の構成や流れを意識して書くようにしました。

例えば、、、

こういうことってありますよね。
そんなときは、最近だとこういうシステムを使ったりします。
しかし、このシステムは実は◯◯なんです。
実際に、✕✕県では◯◯という方法でICTを活用しています。
ということで今日は、〜〜についてお話したいと思います。

という構成を最初に書くようにしました。

流れに沿って自然と読めて、かつ記事ではどんなことを書いているのか何となく分かるので、記事冒頭に書くように意識しています。

■専門用語の説明を入れる
僕のnoteの読者は、ITに詳しくない方を想定しているので、新しい技術などに関しては必ず説明を入れるようにしています。例えば、AIの活用事例を紹介するときは、最初の段落で「AIとは?」の説明を入れるといった具合です。

■ポジティブな内容を書く
アクセスを分析していく中で分かったこととして、

・上手くいった要因を説明するとpv数が伸びやすい
・逆に、上手くいかない理由などのネガティブな内容だとpv数が伸びにくい 

ということがありました。

そのため、上手くいかない理由を3つ書く、という内容よりも、上手くいった理由を3つ書くようにしています。ネガティブな内容だと批判しているように見えてしまうので、あまり良くないのかなと思います。


ここまで「テーマ選び」「pv数が上がった理由」をまとめました。

最後に、テーマも決まっていろいろ試しているけど更新が続かない…という方向けに、記事を書く習慣を作るためにオススメな方法をご紹介しようと思います!

記事を書く習慣を作るのに最適なサービス「0000:Studio」

作業中をライブ配信する「00:00Studio」(フォーゼロスタジオ)というサービスがあります。

漫画家やクリエイターなどが、作品を作るプロセスを配信することで、作品を世に出す前からファンを作ることができる、というコンセプトです。

しかし、漫画家やクリエイターだけでなく、プログラミングや陶芸、パン作りを配信する人もいたり、記事を執筆する様子を配信する人もいます。

記事を書くところを配信する…?なぜ?
と思われるかもしれないのですが、配信を開始すると記事を書き終わるまで作業することになり、半強制的に記事を書く環境が作られるので、集中して作業できるからです。

職場で隣に上司が座っているのでサボらずに仕事する、という感覚です。

僕も記事を書くときはたまに配信しています。見てくれる方もいますが、配信し始めると最後まで記事を書かなきゃ!となるので、毎日配信ボタンさえ押してしまえば、記事を書く習慣を強制的に作ることができます。

配信を見るのも面白いのですが、ぜひ一度やってみると面白いと思います。やってみると分かりますが、とてもオススメです!


ということで、僕のような初心者の方向けに「テーマ選び」「pv数が上がった理由」についてお話させて頂きました!

今回は僕の実例を用いて説明をしましたが、もっと効率的なやり方もあるでしょうし、同じことをやっても上手くいかないこともあるかもしれません。

自分が重視している考え方の一つに「いろいろな施策をやってみて、結果が出るかどうか試しまくる」ということがあるので、ぜひいろいろと試してみると良いかもしれません。僕も試行錯誤中なので、引き続き頑張ります!

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