アイリスオーヤマ初のノートPCが登場--14インチフルHD液晶、税別4万9800円
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子どもにプログラミングを教える活動をしていると、保護者の方からよく子ども用のコンピュータは何が良いか質問されます。
値段感などはありますが、選ぶポイントはその子が何をしたいかによって大きく変わってきます。例えば、高グラフィックなゲームをするとなるとある程度のスペックが求められますが、プログラミングをしたり日々の学習の中で使ったりとを考えるとそこまでは必要ありません。僕はWindowsならThinkPadやSurface, macOSなら MacBook Air をとりあえずはおすすめしています。
それにしても、このスペックのものはあまりおすすめできないかなぁ。iPhone や iPad のサクサク加減になれていると、もはや何のやる気も起きなくなってしまうかも。
ちなみにGIGAスクール構想の文脈でいうと、文科省によると97.6%の自治体が2020年度中に配備を完了するとのことなので、学校ではなく家庭向けを狙っていくのかなと思いました。この価格帯ならDellのInspiron15 5000をオススメしますよ。
参考: Inspiron15 5000(約50000円)
・AMD Ryzen™ 5 4500U モバイル プロセッサー with Radeon™ グラフィックス
→CPU性能は本記事製品の約4倍
Windows 10 Home (64ビット) 日本語
AMD Radeon™ グラフィックス 共有グラフィックスメモリー
8GB, 1x8GB, DDR4, 3200MHz
256GB M.2 PCIe NVMe SSDこれは困りましたね。2005～2010年ごろですかね。ネットブックと呼ばれる5万円パソコンが出て、パソコンの低価格化が一気に進み、日本の主たる企業が続々パソコン事業から撤退しましたね。そもそもパソコンメーカーはCPU, ハードディスク、ソフトウェアなどを組み立てる産業で、産業の中で一番儲からない業種です。レノボ、HP, デルなど世界シェアをとって部品を安く買わないと、もうけが出ません。外貨建ての部品が多いため、アベノミクス円安に苦しみ、やっと付加価値を高めて価格と利益率を高めてきたところだと思います。安ければいいというものでもないので、健全な利益を載せて事業運営をしていただきたいですね。
あと、これは最低限スペックの際のお値段でしょうから、ちょっとミスリーディングですね。メモリ4GBは少ないでしょうから、良い部品を選ぶともうちょっと高くなるのではないでしょうか。
