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本当に大変なのは、たぶんこれからなのだろうと思う。 - 企業法務戦士(id:FJneo1994)

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    昨年の今頃、コロナ禍を受けて初めての緊急事態宣言時から、NewsPicks上のいろんな人のコメントを見ていて、ずっと思っていたこと。それは、大きく世の中が分断されている、ということでした。

    タイプ①変容した世の中に適合して、今やそれが『日常』になった人々(仕事はテレワーク、会議はWeb、通勤なし、飲み会なしのスタイルに適応した人々)

    タイプ②これまでの”変容”に対応できず、苦痛に感じ、今が『日常』ではないと感じている人々

    私は明らかに①のタイプだ。ホワイトカラーはリモートワークで十分、飲み会なくなって最高だし、そもそも世の中の飲食店多すぎ、あの日常なんて忘れて、新しい社会経済システムに合わせて自分の仕事や生活を合わせれば良い話、と正直思っている。

    コロナ対策(というかコロナ対策を目的とした各種経済活動・行動制限)には強者と弱者が明らかに存在するのは事実である。そして、その強者か弱者か、というのは、案外『日常』の頃は強者だったものが弱者側になり、弱者側が強者になる。

    会社の飲み会が好きで、オフィスや会議で上座に座るだけで権力を行使できていた人は、かつての「日常」では強者だった。しかし、そんなかつての「日常」で弱者だった人たちが、案外毎日を生き生きと楽しんでいたりしている。

    今回、弱者としてスポットが当たる存在に飲食店がある。私の実家は曾祖母の時代から飲食業を営んでいるが、飲食業は極めて参入が容易である。日本の都市部における人口当たり飲食店数は世界的にも随一だ。

    ただし、「水商売」ともいうように、ボラリティも高いので、大儲けする人にはボロい商売でありながら、環境の変化に大きな影響を受けやすい。他に影響を受けた業界も、イベント関連や芸能など「水商売」が多い。平和な時代にはなかなか気づきづらいが、そもそも「水商売」なのである。

    個人的にはやはり長期的に考えると①の視点で、多くの人が新しい日常に適合していくことが幸福のはずだと思いつつ、そんな物言いは②の人々との分断をさらに生むことになるのだろうな、ということも理解する。しかし、街中が酒臭くなく、酔っ払いが溢れていない世界。通勤電車に揺られることなく、ホワイトカラー仕事と家庭仕事が順調に遂行できる世界を既に懐かしく思う自分がいるのもまた事実だ。


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