2021/3/22
【津賀一宏】経営危機からイーロン・マスクまで、戦いの9年間
CEOの退任まであと1週間、その脳裏によぎるものは──。
パナソニックを9年間率いてきた津賀一宏社長が、ついに退任する。
この経営者は、家電中心だったパナソニックに、新しい事業とブランドを与えようとした。
クルマこそ未来の成長領域と考え、テスラとゼロから電池工場を作り上げた。
一方で、25万人を超える日本型の巨大組織は、そう簡単に変化しなかった。
在任時の半ばには、マイクロソフトやSAP、グーグルなどからの外部人材を大胆に幹部登用。一方で、思ったような成長や利益を出せず、華やかな退任とはならなかった。
NewsPicksは、津賀CEOにインタビュー。挑戦と苦悩を続けた、パナソニックのすべてを総括してもらった。
見えなかった「巨大組織」
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Editor's Choice
この連載について
創業100年を越えたパナソニック。そのCEOを9年間勤めてきた、津賀一宏CEOが今月末に退任する。家電から自動車へ、ものづくりからその先へ。苦闘をつづける日本企業を、NewsPicksが徹底検証する。
パナソニック株式会社(英語: Panasonic Corporation)は、大阪府門真市に拠点を置く電機メーカー。白物家電などのエレクトロニクス分野をはじめ、住宅分野や車載分野などを手がける。国内電機業界では日立製作所、ソニーに次いで3位。 ウィキペディア
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