2021/3/21

【秘技】革新的アイデアを生むインプットとアウトプットの要諦

東京大学大学院情報学環 教授
ビジネスパーソンに必要な知識を、1カ月で体系的に学ぶ連載「プロピッカー新書」。
今月のテーマは「発想法」だ。
すべてのビジネスパーソンが「新しいアイデア」を求められる現代。「課題やニーズありき」のアイデアではなく、「妄想」を起点にものを生み出すことの大切さを説くのが、東京大学大学院教授の暦本純一氏だ。
暦本氏は、AR(拡張現実)やスマートフォンのタッチスクリーンの元となる研究を次々に発表してきた。新著『妄想する頭 思考する手』でも、「私の仕事は『発明』である」と述べている。
目の前の課題ばかりにとらわれることなく、自らの内にある「妄想」から新しいものを生み出すにはどうすればよいのか。その全技法を、4回にわたって解説する。
INDEX
  • 新しいアイデアは「既知」×「既知」
  • アイデアを逃がさない「ツール」
  • やりたいことは「一言で言い切る」
  • アイデアは「天使度と悪魔度」で判定
  • 「妄想」がゲームチェンジを起こす
  • チームでインプットを増やす方法

新しいアイデアは「既知」×「既知」

前回、私のアイデアは雲をつかむような「妄想」から始まるとお伝えしました。しかし「自由に妄想しよう」と言われても、困ってしまう人も多いのではないでしょうか。