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話題 2021.03.18

中田敦彦 アバターでの活動を宣言 「顔を見せなくても絶対おもしろい」

3月12日(日)、お笑い芸人の中田敦彦さんが、4月からYouTube活動で、リアルの顔出しからアバター活用へと移行していくと発表しました。「デスノートのLやエヴァンゲリオンのゼーレとかああいう状態になる」と説明しています。

アバターでの活動を決定した理由として、中田さんはオンラインでの活動がメインになったことで二次元での活動も可能になったこと、プライバシーの取り扱いにリスクを感じるようになってきたこと、自身のYouTube大学との親和性があること等を挙げました。

また、アバター活動に変化する際の視聴者の反応について、過去の芸能人の名称変更や容姿の変化について話しながら「(ユーザーは)ビジュアルも変わったら慣れる」とコメント。「現状がいつまでも続くと思っているから『変わらないで』と言ってくる。(中略)2、3ヶ月は強力な抵抗勢力と向き合わなければいけない」と今後の流れを分析しつつ「ブランニュー中田敦彦の方が面白いし分かりやすいと言ってもらえるようなコンテンツを作るんだというような覚悟が大事」と語りました。

後半では今後の顔の露出場所やアバターの利用範囲も言及。「顔を見せなくても絶対おもしろい」と繰り返し話していました。

リアルYouTuberのアバター化は成功するのか?

YouTuberがアバターを利用する流れは、中田敦彦さんだけではありません。2021年1月、1億人以上のチャンネル登録者数を有するYouTuber、Pewdiepie氏(フェリックス・アルヴィッド・ウルフ・シェルバーグ)が、突如アバターでの活動を発表し、大きな話題を集めました。

しかし、さまざまなアバターで試行錯誤を繰り返した後、現在は顔出しでの動画投稿を再開しています。

一方、Twitchでは、女性のバーチャルストリーマーCodeMikoさんが、リアルの顔出しとバーチャルアバターの両方を使い分けながら活動を展開。有名ストリーマー、Pokimane(ポキマネ)氏も、顔出しをしたくないシチュエーションではアバターを利用しています。

今回の中田敦彦さんのアバター化宣言が、国内のリアルYouTuber側にどのような影響を与えることになるのか、今後の動向を引き続き追っていきます。

(参考)YouTube


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