「渡辺直美をブタ＝オリンピッグに」東京五輪開会式「責任者」が差別的演出プラン
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差別的でアウトなのは当然として、問題の箇所以外を見ても全体に感覚が古い。
問題の発言の下に続く「好プレー珍プレー、云々」も含めて、感覚が昭和。
昔は才能あふれた人だったはずだが、創造力やセンスが今の時代に適応できていないように感じる。
「めまいがするほどヤバい」はその通りで、それは提案の全体に感じる。
過去の実績はあっても、現在のクリエイターとしての実力が劣化しているように思える。
過去の栄光はあるが、今の現場では通用せず部下や組織に乗っかっている、現場の足を引っ張っている人のように見える。
見識の問題は当然すぎるのでおいておくとして、責任者に「今の実力のある人」が選ばれていない。
政治家は人脈の累積や地位が有利に働く面が大きいだろうが、演出責任者は今の実力で選ばないといけないだろう。
問題の箇所を除いても、他の著名な人や、電通関係でも他の人、若手のクリエイターを含め、はるかに良い案を出せる人はいくらでもいそうだ。
実績やその人のブランドで判断すると年齢が高い人にチャンスが独占されがちになる。
若い人優遇、老人差別という意味ではなく、若い人も年齢が高い人ということを関係なく今の実力で人を選んで欲しい。
なお、演出は野村万斎さんで見たかった。もちろんこの発言はどうしようも無い最低のものだが、内部のLINEやりとりをリークする奴も最低だし、それを報じる文春は相変わらずクソ。部数やPVの為にはなんでもやる姿勢、最低だと思わないのかな。よくこんなクソみたいな会社で働けるよな、、、
中身のレベルの低さはともかくとして、オリンピックという国がクライアントになったとても大事な仕事で、しかも1年も前のブレスト内容を内部の人間が週刊誌にリークするというの方が、仕事の在り方として大変な問題です。
企画の仕事でこうした情報漏洩事故を起こし、クライアントに損害を与えたなら、チームは全員仕事から外れるだけでは済まず、代理店の変更はもちろん、損害賠償の対象になります。
クライアントにとっては、受託会社の人事上のいざこざなど知ったことではありませんし、ましてやチームがどんなブレストをしたかなど全く関係がありません。
損害を受けたクライアントであるオリンピック委員会なり何なりは、企画チームのトップの辞任だけで済まさず、情報の管理体制のできていないこの企画チームを速攻で仕事から外し、以後2度と公的な仕事では使わないことです。
（当然電通の管理責任も問われることになるでしょう）
国家的イベントという本当に大事な仕事に、プロ意識のない人間を使うことは絶対にあってはなりません。
なお、図らずも晒し者になる形になった芸能人の方は可哀想だと思いますが、公の場で発言したのならともかく、企画のブレストでは、高尚な話ばかりではなく、本当につまらない、馬鹿げたアイデアも含めて出し合い、アイデアを広げ、練り上げていくことが当たり前の制作過程であって、そのプロセスのアイデアの1つを晒し、あたかも公的な発言のごとく大騒ぎすることが間違っています。
責められるべきは、私怨を晴らすために？あろうことか国の本当に大事な仕事をダシにして、損失を与えた悪意ある情報漏洩者であり、内輪でくだらないアイデアを披露した発言者ではないと思います。
こうしたことがあるたびに思うのですが、日本はどんな場所だろうと、人の目や耳を気にしなければ自分の言葉1つ発言もできない国になりつつあるような気がします。
聖人君子とは程遠い私程度の人間などは、はるか過去の発言を槍玉に挙げられて、社会的に抹殺される可能性があるのかと思うと、何だか恐ろしいです。
