鴻海のEV工場建設地、メキシコか米ウィスコンシン州で年内決定へ
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Hon Haiとウィスコンシン…元々ディスプレイ工場の話があった、というのは大統領選挙でスウィングステートと呼ばれる地域で、選挙の際にアピールとなる。
メキシコかウィスコンシン州かというのは、コストはメキシコのほうが安いわけで、でもウィスコンシン州に作って米国の産業・雇用に寄与するというのもありだから、補助など考慮してよ、ということ。
ディスプレイ周りは経過をずっとPickしてきたので下記などを。
2017年9月:巨額補助(ウィスコンシンはスウィングステート)
https://newspicks.com/news/2511246
2018年5月:投資額減額
https://newspicks.com/news/3049625
2018年11月:人材難という言い訳
https://newspicks.com/news/3443032
2019年1月:パネル工場見直し
https://newspicks.com/news/3635280
2019年2月:大統領と面会しやっぱやる宣言
https://newspicks.com/news/3642808
2019年2月:巨額補助金あったのにうまくいってないよね深堀。
https://newspicks.com/news/3655397
2020年10月:トランプと約束した金額に全然投資額いっていないよ
https://newspicks.com/news/5301226電動化、自動化に加えシェア化が進展すると、ハードとしてのクルマにはスタンダードな性能があれば良いという方向になります。
受託生産者には商機があります。
クルマが個性を競って成長してきた中で、日本の中堅メーカーには、こうした割り切った判断は難しいでしょう。生き残るための決断まで時間はあまりなさそうです。自動車と家電の違いは、開発〜生産の全般に「すり合わせ技術」が必要だと言われてきました。
特に日本メーカーは、開発者が製造現場にも足を運んで「ちゃんとした性能、品質が確保できるか」を擦り合わせることで高い製造品質を確保してきました。
EVになったらこの強みがなくなるのか...これが日本メーカーにとって大変重要なポイントなのだと思います。
EVになれば部品点数は大幅に減ると言われていますが、それでも数万点という膨大な部品を使い、高い安全性が求められる製品ですから。
日本メーカーはEVの走行距離や自動運転といった新技術開発と並行して、「なぜ今までの日本車が評価されてきたのか」をしっかり振り返ることも必要だと思います。