あちこちに高台造成するのが客観的に無駄が多いのは確かです。ですが、なぜそんなことしたかというと、その地で生活再建したい人がいたからです。また、行政も人口を維持するために現地再建を打ち出すしかありませんでしたし、数千数百戸という概算ででも設計施工の発注を取り急ぎ行いました。 何が悪かったかというと、災害規模が大きすぎたことと、生活再建意向のとりまとめ手法が確立されていなかったことだと思います。未曾有の規模ゆえに、必要戸数が読めず、整備にも時間を要しましたし、その間に多くの人の意向が変わることを止められませんでした。その結果として、戸当たり費用がかさんだのだと思います。
マイニュースに代わりフォローを今後利用しますか