[東京 16日 ロイター] - 菅義偉首相は16日、首都圏などに出している緊急事態宣言を21日の期限で解除するかどうかの判断について、「もうしばらく時間をかけたい」と語った。

菅首相は「発症者数や病床使用率など客観的な数字を参考に、専門家の意見を聞く中で判断したい」と述べた。

4月前半の日米首脳会談を前に、新型コロナワクチンの接種を受けた後、記者団の取材に答えた。

菅首相は、日米首脳会談を前に新型コロナウイルス対策に万全を期すという中でワクチンを接種したと述べた上で、ワクチンは新型コロナウイルス対策において「極めて重要なものだ」と強調。国民に1日も早く届けなければいならないと痛感したと語った。