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モンゴル東部から中国東北部のエリアで上空の寒冷渦と呼ばれる低気圧が発達し、主にモンゴル付近の高原の砂を巻き上げたことが直接の原因です。中国の気象台は確かに10年で最大規模という言い方をしていますが、何を持って最大なのかよくわかりません(影響を受ける面積?)。昨年にカリフォルニアで山火事により視程が大きく低下して「火星のようだ」と言われたことがありますが、それを彷彿とするような光景になりました。
要因としては、ベースにあるのはこの時期のモンゴルから中国内陸部の砂漠が非常に乾燥していること、また特にモンゴルの高原は標高が高く(およそ2000m)上空の強い風の影響を受けやすいことです。ですから時折黄砂が日本にも飛んでくるわけです。また今シーズンについては、2月以降シベリアの強い寒気があまり形成されず平年比で暖かい日が続いていて、砂がさらに乾燥して舞い上がりやすくなっていたということもあげられます。

気になる日本への影響についてですが、限定的ではないかと考えられます。砂はすでに上空高いところに舞い上がってしまっており、日本に落ちてくる量は少ない見込みで、特に視程を悪化させるほどではなさそうです。それよりも、砂がやってくる前に存在していた中国の都市部の汚染物質が地表に近いところを日本に向けて進んできますので、これから午後にかけて日本でもPM2.5の濃度が高くなるところが出てきそうです。ただでさえ花粉症で粘膜が荒れ気味ですので、PM2.5でより粘膜が荒れて症状がきつくなることもあります。どうぞご注意ください。
すごい見た目ですね。目とか鼻とかが辛そうです。やはり植物の生える前の雪解け(地面の露出)が大きいのですね。日本に来たらどんな感じになるんでしょうね…。
「世界保健機関(WHO)基準値の約160倍となる、1立方メートルあたり8千マイクログラムに達した。」

あくまでも概算をしてみます。人が1日に吸い込む空気は10,000L程度といわれます。黄砂が1000Lあたり8mgとの報道なので(8000マイクログラムという表現は一般的では無いかも)、1日この環境にいたら80mgの黄砂を吸い込んでしまう事になります。

九州地方も黄砂の影響をうけ、車の砂埃や洗濯物が大変でしょうね。


人は1回の呼吸でペットボトル1本分の空気を取り入れる
http://cleanair.or.jp/air-risk-zero/574#:~:text=%E6%88%90%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%80%81%EF%BC%91%E6%97%A5,%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%A6%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E3%81%AA%E6%B4%BB%E5%8B%95%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
黄砂とは区別される気象現象として「煙霧」がありますが、ちょうど8年前のこの時期、遭遇しました。一瞬でしたが、街全体が黄色く濁り、砂ぼこりが当たる痛さを感じました。気温の高さからくる乾燥、雪解けが進み、乾いた土が飛ぶ季節は要注意です。
韓国も中国ほどではないですが黄砂の影響を受けています。日本に帰ると日本の空気はキレイだなといつも感じます。日本に住んでると気付きにくいですが、黄砂に汚染されない日本の空気はあまり知られていない日本の良いところの一つだと思います(この時期だと花粉症の方には共感しづらいと思いますが・・・)。
この10年で最大規模の黄砂が中国に飛来しているそう。写真を見ると視界があまりないですね