ラガルド総裁も先週の会見で説明していたように、確かに営業日の数や償還規模の影響を受けるだけに、週次のデータに過度に着目するのは不適切です。 ただし、ECBとして資産買い入れのペースを顕著に引き上げるという方針を決めた以上、どのような要因であれ、買い入れが増えたことは、そのままアピールしておくのが得策だと思います。 にも拘らず、シュナーベル理事のような影響力あるメンバーが敢えてこうしたメッセージを出すということは、先日の理事会での政策決定がかなり微妙なバランスの上でなされたことを示唆しているように見えます。
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