[15日 ロイター] - 国軍のクーデターに対する抗議デモが続くミャンマーで、最大都市ヤンゴンと第2の都市マンダレーの一部に戒厳令が発令された。現地メディアが伝えた。

戒厳令の対象となったヤンゴン郊外のラインタヤ郡区では14日、中国資本の衣料品工場数カ所が何者かによって放火された。治安部隊がデモ隊に発砲し少なくとも37人が死亡した。

ミャンマーの人権団体、政治犯支援協会(AAPP)は、それ以外の場所で16人が死亡したとしており、14日の死者は50人を超えた。

中国大使館は、工場放火により、多くの中国人従業員が負傷したとし、ミャンマー国軍に対し暴力の停止と人々や建物などの安全確保を要請した。

15日もマンダレーなど各地で抗議デモが行われている。治安部隊がデモ隊に発砲し、少年や少女が撃たれて死亡したという情報もある。

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