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8年ぶりに楽天に復帰した田中将が日本球界に順応するため、挙げられる課題がいくつかある。そのうちの一つが「捕手問題」。ここ数年、楽天では正捕手不在の中で最有力候補なのが3年目の24歳、太田だ。キャリアも実績も違うバッテリーだが、開幕を前に成熟度が高まってきた。
14日のDeNA戦で先発した田中将は、自身4度目の実戦マウンドに上がった。そのいずれでもマスクをかぶったのが太田。開幕が近づき「本番モード」の田中将に対し、太田も一回終了のイニング間から積極的に打ち合わせをした。
四回無死一、三塁のピンチでは、投ゴロを田中将が二塁へ悪送球し失点。その直後、すかさず太田がマウンドに歩み寄り声をかけた。百戦錬磨の田中将が失策で動揺することはないが、この「間」が有効だった。続く無死一、二塁の場面で細川を併殺に。田中将は5回1失点で降板した。
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