米 アジア系住民狙う暴力事件 深刻化 大規模な抗議集会
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昨年10月にニューヨーク在住の日本人ピアニストの海野さんが暴行され大怪我をした事件を思い出しました。襲撃者から「中国人」と呼ばれたとのことで、アジア系へのヘイトクライムである可能性が高いようです。海野さんのその後の状況は存じ上げませんが、再び演奏ができるまでに回復されていることを願います。
リーマンショックの前の、景気も治安も良かった頃に、マンハッタンの国連近くに住んでいました。当時は夜遅くに外出することもありましたが、もちろんエリアにもよるものの、危険だと感じたことはありませんでした。子育てもしやすく、アジア系への差別を感じることはあまりなかったと思います。今は当時とは大分様相が異なるようで、非常に残念です。
https://toyokeizai.net/articles/amp/384516?display=b&_event=read-body米国の制度では、日系であろうが中国系、韓国系、ベトナム系、インド系であろうが、全て「アジア人」という人種(race)のカテゴリーに入れられます。このカテゴリー化から逃れることはできません。
アジア人は「モデル・マイノリティ」といわれてきました。学歴が高く、所得が高く、おとなしくて逆らわない、都合のいいマイノリティ、ということです。もちろん、実際は学歴も所得も一様ではありません。ステレオタイプというものです。
アジア人、特に東アジア人の中にも、「逆らわない生き方が得」という価値観はあります。しかし米国は強引に前に出なければのし上がれない社会です。だから、アジア人は大学の研究者などにはなれても、企業の経営陣にはあまりなれない(インド人は別)といったこともよくいわれます。
とにかく米国社会の不満が高まり続けるので、不満のはけ口を求める人々はいます。黒人を標的にすると大変なことになると知れ渡っているので、生半可な覚悟では手を出しません。
20世紀前半のドイツのユダヤ人も、逆らわずに、学歴を高くして、社会で成功すれば、自分たちの地位は向上していくと信じていました。しかし、所詮、社会を主導する立場に入れなければ、社会で不満が高まった時点ではけ口にされてしまいます。記事にある放火されたロサンゼルス東本願寺別院、ミーちゃんのお初参りをしてもらった思い出のあるお寺です。ちょうどきのうリトルトーキョーに買い物に行ったら記事にあるデモをやってました。規模は100人ないし200程度でした。
僕は幸いにも直接的なヘイトクライムの被害にはあっていませんが、だんだん人ごとではなくなってきました。
しっかしなー。わざわざ夜に寺に忍び込んで1セントの特にもならない破壊行為して、いったいどれだけ暇人なんだ。他にやることないんかいな。