東京都 新型コロナ 新たに330人感染確認
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鈍化の背景に、変異ウイルスの影響がどれくらいあるのか。東京都は人口に比べると、まだ他の自治体より少ないように思います。緊急事態宣言の解除直前の警戒が大事になってきます。
先週の土曜日が２９３人でしたので、１０％強の増加になっております。微増傾向は続いております。来週もこのような傾向の中、週中などには５００人を超えるような瞬間風速もありそうです。
ところで、いまだに「第1波」「第２波」の時と比べて、感染者数が減っていないから「もっと減らさないといけないのだ」という人がいますが、それは誤りです。。当時と比べて、分母である検査数は実施数も、やろうと思えば実施できる数も格段と違いますので、感染者数が拾われやすくなるのは間違い無いです。それに対して、しっかり医療の準備をしてきたはずです。あるいは、療養用のホテルなどの用意もし、またどういうケースは自宅待機でどういうケースはなに、という対処の仕方も確立しつつあるはずです。治療法についても格段に進歩していることでしょう。ですから、社会として許容できる感染者数が増えてくるのは当然ですし、そういう状態を目指してきた、と理解しております。
ですので、感染者数が二桁に行かないと、とか、０にしないと、というのは、これまでの私たちの取り組みの目的な理解していない、ということになります。
世界的に見て、１億３千万のうち、1日１０００人程度の感染者数は、微々たるものです。その状態で、きちんと生活を送れないという状況は、明らかに「おかしい」です。おかしくさせているのは政府の無策なのか、マスコミなどによる印象操作なのか、あるいはその両方なのか。わかりませんけれど、おかしい、と思うならば、おかしいことをしている政府に「でも、上が言うのだから」といってついていくのは、破滅の道だと思います。
ダメな社長について行けば、会社は潰れます。ダメな社長でも会社が生き残るには、現場が自分で考えて、自分で動かないと行けないと思います。日本全体が思考停止にならず、自分で状況を考え、自分たちで動くべきだと思います。
そして、政府は機能と思考が停止しいてるように見えます。解散して総選挙で「コロナ対策」を議題にすべきです。そうしないと、何をやってもこの先無駄でしょう。ときどき『新規陽性者は減っているのに死亡数はなかなか減らない』→『だから検査をごまかしたりしてるのではないか？？』といったツイートをみかけます。
そういう人に知ってもらいたいことがあります。それは『死亡報告は遅れてあがってくる』ってことです。もともと感染してから死亡するまでの日数のズレはあるのですが死んでもスグにはデータとしてあがってきません。
例えば3/12東京の死亡報告をみて下さい(下記リンク) 25人の死亡が報告されていますが実際の死亡日を見てみると2月のものが15人、1月も6人含まれています。たぶん平均して1ヶ月程度は遅れているようです。
みなさんがよく見るデータは報告日ベースのグラフでそれとは別に死亡日ベースのグラフを作るとまた違っているはずで分析する時は気をつけた方が良さそうです。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/03/13/02.html
