[12日 ロイター] - 米ニューヨーク州のクオモ知事(民主党)は12日、セクハラ疑惑を受けて同党議員から辞任圧力が高まっているものの、辞任しないと再表明した。

こうした中、7人目の女性が過去にクオモ知事からセクハラを受けたと告発した。

クオモ知事は12日に行った記者団との電話会見で、セクハラ疑惑を改めて否定し、全ての事実が明らかになる前に辞任を要求する議員らの行動は「無謀で危険」と批判した。

さらに「事実が明らかになるまで待ってもらいたい。事実を欠く意見は無責任だ」と述べた。

民主党のオカシオコルテス下院議員らニューヨーク州の有力議員13人は新たに12日、セクハラ疑惑が浮上しているクオモ同州知事の辞任を要求した。

デブラジオ・ニューヨーク市長も記者団に対し、クオモ知事は「もはや責務遂行が可能ではない」とし、「辞任すべき」との考えを示した。

ニューヨーク州議会のヒースティー下院議長は11日、同院司法委員会による知事への弾劾調査を承認したと明らかにした。

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