（ブルームバーグ）： 中国のフィンテック企業アント・グループの胡暁明（サイモン・フー）最高経営責任者（ＣＥＯ）が辞任したと、事情について知る関係者が明らかにした。同社は事業の抜本改革を進めている。
関係者によれば、胡氏は個人的な理由で辞任。直ちに井賢棟（エリック・ジン）会長がＣＥＯを兼任するという。この関係者は情報が公になっていないとして匿名を条件に語った。アントの広報担当は胡氏の辞任について認めた。
胡氏は2005年にアリババグループに入社。18年11月にアントに社長として移籍し、19年12月にＣＥＯに就任した。
原題：Ant Group CEO Simon Hu Said to Resign, Jing to Take Position (1)（抜粋）
©2021 Bloomberg L.P.
WSJ によると退任後はアントとアリババの慈善事業の責任者になると通知した、とのことにて何某か問題があったというよりは、一連の出来事を受けてのグループ再編人事の一環であり、また一定の禊ぎと見るべきか。
アリババの決裁システムをささえるアントグループのCEOが辞任するという。ジャック・マーの引退、公的な場所から姿をけしたことと軌道をひとつにしての出来事だと思う。
香港でも、選挙制度を大陸のようにするという決意を中国政府は表明したばかり。
GAFAとは違ったシステムで、育ってきたBATEと呼ばれる企業群に変化が訪れている。まずはアリババが焦点。
中国共産党の強い介入の後にどうなのか?
仕切り直しのためのファーストステップ？
CEO兼任となるEric Jing氏は、元はAntのCEOだった。
https://live.worldbank.org/experts/eric-jing
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