OPEC、21年需要見通し上方修正 回復は下期に集中=月報
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注目のコメント
短期予測に関しては、期待込みで、その通りだと思います。
中長期の展望に関しては、BPなどセブンシスターズは、この数年で石油需要がピークアウトするという見方のようです。コロナ前の19年でピークを打ったというシナリオもあります。SDGs/脱炭素化の流れを受けて、化石燃料の使用量が減るというわけです。再エネに勝機を見い出した面もあります。
他方でOPECの中長期見通しは、立場上まだ強気です。今年の日本経済の足を引っ張る伏兵が原油価格でしょう。
仮に今年のドバイ原油先物価格が平均60ドルで推移すれば、所得の海外流出が2.8兆円となります。
これは、消費税率1%引き上げた際の負担増加額2.7兆円に匹敵する額です。
エネルギー価格を中心に負担増がじわじわ効いてくるでしょう。【軽井沢はハイオク162円】
2018年のWTIが70ドル以上だった時よりも既にガソリンが高い。
地方は成人一人一台の自動車保有だから打撃。
リーマンショック後のスタグフレーションを思い出しました。
あの頃は原油や金属全般、確かバイオエタノールの影響でとうもろこしも高かったなぁ。