政府、宣言解除後に外国人選手、入国容認へ プロ野球、Jリーグ

記者会見する加藤官房長官=11日午前、首相官邸
記者会見する加藤官房長官=11日午前、首相官邸

 政府が新型コロナウイルスの水際対策に伴い来日できずにいるプロ野球やサッカーJリーグの外国人選手らについて、緊急事態宣言の全面解除後に受け入れる方向で調整していることが11日、分かった。政府高官が明らかにした。入国後14日間の待機期間に関しては見直しも含めて検討する。

 加藤勝信官房長官は11日の記者会見で「政府としては水際対策全体の中で、14日待機の代替措置となる厳格な防疫措置を前提とすることを含め、外国人選手の入国可否は現在検討を行っている」と述べた。

 政府は変異株流入阻止のため、1月14日から水際対策を強化。国内プロリーグなどの外国人選手を対象に入国を認めていた特例も一時停止した。プロ野球とJリーグは2月10日、外国人選手らの入国後の隔離期間短縮などを求める要望書を文部科学省に提出していた。

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