2021.03.10
# ビジネススキル
5年後に「どんな業界でも生き抜ける人」になれる「5つのスキル」をご存じか…?
会社に依存するのは危険だ急速に企業のDX化が進み、社会の構造も劇的に変化している現在。そんな激動の世界を生き延びるために、ビジネスパーソンはどうすればいいのか? 「英語、ファイナンス、データサイエンス、プログラミング、ビジネスモデルが読める。5年後を生き延びるには、この5つのスキルが重要です」。そう語るのは、著書『2025年を制覇する破壊的企業』を上梓したベンチャーキャピタリストの山本康正氏だ。同氏にくわしい話を聞いた。
どんな業界でも必要になる
2025年の未来を生き抜くには、以下5つのスキルを持っておくことが重要です。個人においても、企業においても、です。言い方を変えれば、この5つのスキルがあれば、どのようなビジネスモデルでも役に立ちます。
(1) 英語
(2) ファイナンス
(3) データサイエンス
(4) プログラミング
(5) ビジネスモデルが読める
(2) ファイナンス
(3) データサイエンス
(4) プログラミング
(5) ビジネスモデルが読める
Photo by iStock
(1) 英語
英語版のビジネスニュースが理解できる。特に、テクノロジー関連の英語による情報を理解できるレベルが最低限必要です。
ウォールストリートジャーナルやフィナンシャル・タイムズなどを英語で読んでください。今であっても日本語に訳される記事はごく一部なのです。欲を言えば、論文を読めるレベルもあった方がベターです。最先端、特にテクノロジー界隈の情報は論文に書かれていることが多いからです。
たとえば最近は量子コンピュータ界隈が盛り上がっています。英語の論文を読んでいれば、量子コンピュータは何ができて、何ができないのかが理解できます。実際、私も論文は時折読んでいますが、人工知能の言語解析のトレンドが「BERT(バート)」に変わったことの詳細を知ることができました。
外国人と商談できたり、ネイティブのように流暢に話せるまでのスキル獲得には時間がかかりますが、その手前でも十分価値があります。