ワークマンは3月10日、2021年春夏新製品のラインアップをオンラインで発表した。発売前から話題となっていた裏返せば作業着に“変身”するスーツのほか、網戸から着想を得たジャケットなどの情報を公開。さらに春夏製品にはジュニアサイズも用意した。
同社によると、これまでは社内向けに新作の展示会を行ってきたという。しかし、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐとともに、より広く情報を届けるためオンラインでの一般公開に踏み切った。公開した製品は、ワークマン・ワークマンプラス・#ワークマン女子にて順次発売予定だとしている。
春夏コレクションは、「ワーク・作業着」「アウトドア・キャンプ」「レディース」「アーバン・タウン」「ジュニア」「ドッグス」と6種類に分けて掲載している。
このうちアウトドア・キャンプ用品では、同社の公式アンバサダーYouTuberのNozomiさんと意見交換をして開発した「防虫加工コーディネート」を公開。三菱商事ファッションが開発した、虫が寄りつきにくい防虫加工「DIAGUARD」を採用した「AERO GUARD STRETCH 長袖ジャンパー」(税込2900円)のほか、「AERO GUARD防虫ハット」(1280円)、網戸や蚊帳から着想を得たという「AERO GUARD ステルスジャケット」(2900円)を発表した。
ジュニア服は、親子で合わせたコーディネートを楽しみたいという声を反映し、大人向けサイズを販売していた製品のジュニアサイズを用意した。「BAG inジュニアレインジャケット」は、背中のファスナーを開くことでリュックを背負ったまま着用できるようにした製品。大人向けは3900円で展開しているが、ジュニア向けは2900円とした。
また、ソースやコーヒーなど水溶性の汚れに高いはっ水力を発揮する機能を付けた「ジュニアZERO TECH 耐久はっ水ポケット付き半袖Tシャツ」も5月に発売する予定だ。耐久はっ水機能付きのジュニア用Tシャツは、SNS上で販売を要望する声が最も多かったという。価格は499円とし、同様の機能を付けた「AERO STRETCHクライミングパンツ」(980円)と合わせても1479円とした。
コロナ禍でも順調に売り上げを伸ばすワークマン。同社は好調な理由として、アウトドア需要の高まりや巣ごもり消費などの社会的要因のほかに、「女性人気の高まり」を挙げる。2月には「東京ガールズコレクション」にも登場し話題となった。また、3月19日には東京都墨田区の商業施設「東京ソラマチ」に、都内初出店となる#ワークマン女子のオープンを予定している。
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