21世紀のゴールドラッシュ!90%が金という驚くべき鉱山が発見され、採掘に殺到する人々(コンゴ民主共和国) (2021年3月8日)
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金鉱が発見されたとされる南キブ州はアフリカでもっとも悲惨な内戦と言われた第二次コンゴ戦争の主要舞台。
今でも反政府イスラム武装勢力民主連合軍(ADF)の根拠地の一つで、こうして掘り起こされた金の多くはそのまま武装勢力の資金源となります。
コンゴは国民の12%がこうした違法な金、タングステン、タンタル、スズ、いわゆる3TG採掘で生計を立てていると推定されていますが、資源が産出されるたびに紛争が拡大していくという恐怖の連鎖が続いているわけです。
資源がない日本にとっては希少金属の宝庫コンゴは羨ましい限りですが、それが人々の命を奪い国を貧しくする元凶なのがこの国の現実だったりします。