[東京 9日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から上昇し109円前半。アジア株の底堅い展開を背景に円が売られ、9カ月ぶり高値をつけた。

ドルは午前の取引で109.23円まで上昇、昨年6月8日以来の高値を付けた。一時2%超の下げとなった中国株が前日比変わらずの水準まで急速に切り返し、朝方はマイナス圏だった日経平均もプラス圏へ転じたことなどが、円売りの手掛かりになったという。

ブルームバーグは9日、中国政府に関係する複数のファンドが中国株の購入に動いてると伝えた。

米国できょうから行われる総額1200億ドルの国債入札で投資家の需要が弱いことが予想され、結果的に米長期金利が一段高となるとの思惑も浮上している。

「米国債の需給バランスの悪化を映した悪い金利上昇と、追加経済対策の実現による景気回復への期待を反映した良い金利上昇があるが、いずれにせよ、目先は米金利が下がる余地は乏しい」(FXプライムbyGMO、常務取締役・上田眞理人氏)との見方が聞かれた。

ドル/円については、昨年4月の高値109.38円、6月の高値109.85円がチャート上の抵抗線となり得る。ただ、ドルが最近あまり下押しせず、上値を淡々と伸ばしていることに鑑みれば、ドルは徐々に110円方向に向かう公算が大きいと同氏はみている。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 109.17/19 1.1852/56 129.41/45

午前9時現在 108.92/94 1.1848/52 129.07/11

NY午後5時 108.86/91 1.1843/47 129.03/07