【髙瀬敦也】「コンテンツ」と「プロデュース」の真髄を10人のプロから学ぶ

2021/3/19
プロジェクト型スクール「NewsPicks NewSchool」では、2021年5月から「コンテンツプロデュース ~この世に何かを遺すために〜」を開講します。
プロジェクトリーダーを務めるのは、『逃走中』『Numer0n』といったヒット番組を生み出し、独立後も様々な企画や商品開発に携わるなど、多方面で活躍するコンテンツプロデューサーの髙瀬敦也氏です。
こちらではプロジェクトの概要と髙瀬氏からのメッセージをお届けします。

プロジェクトの概要

「うちの会社はWebマーケティングに力を入れてきたけど、これからはやっぱりコンテンツマーケティングを重視すべきだと思うんだ。ちょっとコンテンツ考えてよ」
上司やクライアントから、こんな無茶振りされることってありませんか。「コンテンツ」という言葉が出てきて久しいですが、そもそも「コンテンツ」とは何でしょうか。
一言で言うと、世の中のものはすべて「コンテンツ」です。だから、難しく考える必要はありません。Webにある記事も、今日飲んだミネラルウォーターも、今着ている服も、みんな「コンテンツ」です。正確には、「コンテンツになる可能性を秘めて」います。
あらゆるモノ、商品やサービスはコンテンツになる可能性があるので、新しいモノを生み出す必要はありません。コンテンツにしていく、つまり「コンテンツ化」していくだけで大丈夫です。
もちろん「コンテンツ化」にはノウハウがあります。
本プロジェクトは、フジテレビ社員時代は、『逃走中』『Numer0n』といったヒット番組を生み出し、独立後も様々な企画や商品開発に携わるなど、多方面で活躍するコンテンツプロデューサーの髙瀬敦也氏がリーダーに就任。
毎回のクラスでは多方面で活躍するコンテンツのプロをゲストとして招き、その経験や英知を惜しみなく伝えていただきます。
ただ、堅苦しく考える必要はありません。髙瀬氏も『良い企画は酒場トークから』と言いますが、クラスでは、受講生とゲストはまるで「酒場」に来たかのように、頭を柔らかくしながらコンテンツについて学び、語り合います。
最終的には、参加者それぞれの「コンテンツプロデュースに関しての学び」をシェアしていただきます。
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プロジェクトリーダーのメッセージ

「コンテンツを創る」ということ、それは「この世に何かを残す」ということです。残されたコンテンツは少なからず誰かに影響を与えます。
また、コンテンツは生み出した人そのものであり、それはすなわち「伝承」なのです。
ただ、せっかく残すのなら、たくさんの人に伝わりやすいカタチで残った方がいいですよね。それはビジネスの輪の中で創ると叶いやすくなります。そのための方法をお伝えするため、超一流のクリエイターをゲスト講師としてお招きしました。
普段はこういうことをされていない方々ですが「コンテンツプロデュースを真剣に学びたい方々のためならば」とご賛同いただきました。
学びは勿論ですが、講師や他の参加者の方々と「共に楽しい時間を創ろう!」と思ってご参加いただければ幸いです。

プロジェクトで得られるもの

・面白いコンテンツを企画・制作するためのノウハウ
・あらゆるものを『コンテンツ』として捉え、活かすためのノウハウ
・参加者がもつ『コンテンツ企画』を練り上げ実践に向けたアクションプラン
・コンテンツのプロたちから直接学びえた視点を活かしたコンテンツ戦略

プロジェクトスケジュール

Day1 5/11 (tue)19:00-21:00
コンテンツ企画の創り方
ゲスト:佐々木 紀彦氏(NewsPicks NewSchool校長)


「コンテンツを創る」ために必要な基本を学びます。またコンテンツを企画するにあたって「そもそもコンテンツとは何か、プロデュースとは何か」という分かっているようで解っていなかったことを確認します。コンテンツを考え続けた佐々木氏だからこそ定義できた現代におけるコンテンツ思考を学びます。

Day2 5/18 (tue)19:00-21:00
人を巻き込むコンテンツプロデュース術
ゲスト:橋本 和明氏(日本テレビ放送網株式会社 ディレクター)


コンテンツを創った次は拡げることが必要です。現代においては拡げる前提でコンテンツを創ることがほとんどです。いままでコンテンツといえば=(イコール)マスメディアから発信されるものでした。
しかしテクノロジーの進歩と共に、ムーブメントの創出は、マスからニッチに移行してきました。「有吉の壁」「マツコ会議」「有吉ゼミ」などヒット番組を多数企画・演出してきた橋本氏と共にコンテンツにおけるマスとニッチの構造を考察し、いかに人を巻き込むか、その時に必要なプロデュース術とは何かを学びます。

Day3 5/25 (tue)19:00-21:00
コンテンツの愛され化
ゲスト:権八 成裕氏(CMプランナー・クリエイティブディレクター)


「商品」がいかに大衆に受け入れられ、必要とされていくか。そのストーリー設計において最も大切なことは「愛される」ということ。サントリーをはじめ大手企業の広告企画とディレクションで数多の有名作品を世に送り出してきた権八氏からその真意を学びます。また「新しい地図」や「WACK(BiSHや豆柴の大群などが所属)」のブランディングなど、エンターテイメント領域においても人の心を掴み続けてきた同氏から、その全容を解説してもらいます。

Day4 6/8 (tue)19:00-21:00
生活者の気持ちとコンテンツの消費について
ゲスト:竹谷 祐哉氏(株式会社Gunosy代表取締役社長)


コンテンツはストックされるモノもあれば、消費されるモノもあります。発信される情報が増えるにつれ、ほとんどのコンテンツは消費されていくようになりました。
情報を集めキュレートし、また先鋭的なテクノロジーによって、その消費のされ方を測定・検証してきた竹谷氏。生活者に消費されゆくコンテンツの有様を考え、コンテンツの需給について学びます。

Day5 6/15 (tue)19:00-21:00
体験型コンテンツのつくり方
ゲスト:加藤 隆生氏(株式会社SCRAP代表取締役)


体験型謎解きゲームがムーブメントの火付け役であり、いまなおトップライナーであり続けるSCRAP。同代表の加藤氏から体験型コンテンツならではの仕掛けやノウハウを学びます。
また、ゲームクリエイターであると同時に、クリエイター組織の長でもある加藤氏だからこそ知りえたクリエイターの操舵術と気持ちの捉え方。組織におけるコンテンツプロデュースについても考えます。

Day6 6/22 (tue)19:00-21:00
人がコンテンツであるために~出演者側のコンテンツ思考
ゲスト:宇賀 なつみ氏(フリーアナウンサー)


コンテンツを創るのは人である以上、「人」をコンテンツ思考で整理することも必要です。また、コンテンツとは何かを考えたとき「人」それ自体もコンテンツと言えます。
放送局に所属していたときはコンテンツ制作側とも言える微妙な立ち位置だった宇賀氏。フリーになった現在は完全に出演者側に。自身をコンテンツとしてどうプロデュースしているのか、過去と現在の変化も含め、「コンテンツである人」について考察していきます。

Day7 7/6 (tue)19:00-21:00
SNSにおけるコンテンツの考え方
ゲスト:やしろあずき氏(web漫画家)


コンテンツは、SNSの誕生と共に飛躍的に増え、また必要とされるようになりました。そしてコンテンツの発信や拡散においてSNSは必要不可欠です。そんな時代に巧にSNSを活用し、カリスマwebマンガ家として地位を確立したやしろ氏。圧倒的な発信力を持つに至ったノウハウを学び、コンテンツプロデュースにおけるSNSとの向き合い方を考察します

Day8 7/13 (tue)19:00-21:00
「関係」を生むコンテンツ
ゲスト:峠田 浩氏(株式会社TBSテレビ プロデューサー)


コンテンツは人が創り、人を媒介して伝わっていきます。どこでも誰とでも繋がることのできる現代においては、コンテンツ創りで強く意識したいポイントです。
人とコンテンツの関係と、媒介した人同士の関係について、テレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」などのプロデュースをしてきた峠田氏ならではのテクニックを学び、「関係」を生むコンテンツとは何かを考察します。

Day9 7/20 (tue)19:00-21:00
コンテンツを科学する
ゲスト:國友 尚氏(アソビジョン株式会社 代表取締役/立命館大学 客員教授(総合科学技術研究機構)


本講座は、高瀬氏も含めた各界の著名クリエイター・プロデューサーから様々なコンテンツプロデュース術を学ぶものです。9回目にあたる講義では、これまでに学んだコンテンツプロデュース術を整理、構造化することで、受講生が実践で活かせるようにフォローします。
ゲストは感性工学の第一人者でもある立命館大学客員教授の國友氏。ヤフーにて企画部長、事業戦略部長,KDDIにて全社CX責任者、新規事業統括部長を歴任した國友氏と共に、人々の感動が揺れ動くコンテンツプロデュースを考察します。テレビ、インターネット、CM、製品開発、施設開発、都市開発など多岐に渡るコンテンツづくりに携わる同氏から、感動を生み出すコンテンツ創りのメソッドを学びます。

Day10 7/27 (tue)19:00-21:00
コンテンツプロデュース総論(最終回)


プロジェクトを通して得た、参加者それぞれの「コンテンツプロデュースに関しての学び」をシェアする。
「コンテンツプロデュース」は5/11(火)スタートです。プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。