テスラ、米テキサス州の送電網向けに巨大蓄電施設を非公表で建設中
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さすが行動が早い。テスラはこれまでもパワーパックという独自の蓄電装置でサモア島などを100%再生エネルギー化する実験を行っていて、そのノウハウを今度はテキサスで行っているのでしょうか。正にテック企業の注目を浴びて来たテキサスの最近露わになった弱点を早急に克服できれば、凄い事だと思います。
太陽光発電のもう一つの可能性としては、大規模発電や蓄電施設をつくらず、ブロックチェーンを利用して個人同士の電気の売買ができるようになれば、多様な個のネットワークが全体の需要と供給のバランスを取る可能性もあるかと思います。
どちらにしても、エネルギー資源のない日本にとっては注目の動きだと思います。テキサスに出力100MW超なら、Teslaは豪Honrsdaleの風力調整用で実績有りますし、カリフォルニアのMoss LandingではMegapackを256基設置して、最大730MWh・182.5MWで最大4時間、送電網に送るESSも既に着工済みなので、実現可能でしょう。
でもDOEのEnergy storageにはテキサスの計画はアナウンスされておりませんでしたので非公表と。ちなみにMegaPackは10時間で設置可能と言っているようです。
なおMoss Landingはアナウンスされていて、300MWの出力となっており、以下の記事では12GWhまで拡張するとかしないとか。
(ご参考)テスラ、世界最大の蓄電施設を着工
https://newspicks.com/news/5161328国主導で整備してきたこれまでの電力インフラをベースに、大手だけでなく中小の電力会社の設備、また個人の発電設備も含む次世代の電力インフラへの移行が世界中で進んでいる。その流れの中で、蓄電技術と実際の蓄電施設を持つプレイヤーは貴重。電力消費ピーク時の対応、かつオフピーク時に電力を無駄にしないため、両方の目的で重要である。