アップルのMRヘッドセットは2022年、ARメガネは2025年--アナリスト予想
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「Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は2017年、ARの大きな未来に向けて同社が準備していることを示唆し、AR技術はスマートフォンと同じくらい重要なものになる可能性があるとの考えを明らかにしていた。Appleは2019年の年次開発者会議「WWDC」で、AR作成ツールキット「Reality Composer」など複数のARツールを発表した。」 そんな中で、Microsoftは3月2日(現地時間)、オンラインで開催の「Microsoft Ignite 2021」で、Microsoft AzureベースのMR(複合現実)アプリ開発プラットフォーム「Microsoft Mesh」を発表しています。いよいよこの領域での覇権争いが本格化していくと思います。
Ming-Chi Kuo氏の予想。楽しみだ。Appleの参入は間違いなくXRを更にメジャーにしていく!
われわれの予想では、AppleのMR/AR製品ロードマップには3つのフェーズがある。2022年までにヘルメット型、2025年までにメガネ型、2030~2040年までにコンタクトレンズ型だ。ヘルメット型の製品はARとVRの体験をもたらし、メガネ型とコンタクトレンズ型の製品はARの用途に重点を置くものになる可能性が高いとわれわれはみているスマートフォンというデバイスからヘッドセットになりそれがメガネになりコンタクトレンズになる。
その時に世界はどう変わっているのかを具体的にイメージすることが重要だと感じます。
例えば、街には自動運転のタクシーが走り回り料金は今の電車よりも安い。都市に集中していた人口は徐々に地方へと戻り始める。
そうなると都市に集まっている多くの商業施設はどうなっていくのでしょうか。
コンタクトで映画を見ることができたり、バーチャルの世界で体感的にゲームをすることができると、映画館やゲームセンターはどうなるのでしょうか。
そのようなことが詳細にイメージできると、今後の行動も徐々に変えていく必要があることがわかります。
例えば、いずれ必要なくなることが分かっているのに高い車を買いますか?大きなモニターを買いますか?などなど、一般消費者でも未来を見通すことによって賢い選択ができるようになりますね。