中国の「国潮」ブームとは何か

コメント

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• 松野 豊

  日中産業研究院（東京＆北京） 代表取締役

  ・2021年03月11日

  一国の経済が成熟化していくと、国産品の品質が向上し、国民がその価値を認めるようになるのは自然の流れ。「国潮」は何も中国特有の現象でもないだろう。
  
  しかし中国の特に消費者市場は、一筋縄ではいかないところがあると思う。
  
  ・現在でも「ブランド品＝外国製品＝高品質」という信仰が根強くあること
  ・「中国に次々と生まれる優れたデザイナーの製品」への愛着が強まっていること
  
  中国市場は、これらが混然一体となっていることが興味深い。

注目のコメント

• 濱野 智成

  NOVARCA Inc 代表取締役社長CEO|中国ビジネス専門家

  ・2021年03月08日

  中国の国潮ブームとは，わかりやすく言えば愛国文化。
  今まで、日本商品も含む「外資系商品の方が品質が良い」とされてきましたが、「中国ブランドも品質良いしイケてるよね」という風潮が特に都会のZ世代から生まれたブーム。しかし、データを深ぼると地方では外資ブランド信仰が強かったりするので要注意。
  中国は内需を国潮によって盛り上げて、次に外需を取りにいく「双循環モデルの構築」を目指しており、次なる波は中国ブランドの世界進出。
  正直言うと、国潮トレンドは2年前から来ており一定の成熟期に来ていると思います。
• Liu Jiajie

  国潮を語る記事にあまり印象がパッと伝わる写真がついてなくてちょっと違和感ですが、、
  化粧品だと花西子のデザインなんか分かりやすいですね