米韓の駐留経費交渉、妥結=同盟関係立て直しへ
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1年以上、米韓間で揉めてきた在韓米軍駐留経費の韓国負担増問題。ようやく合意点を見いだしたという記事。いま急転直下、合意に達した理由は3つある。(1)来週、米国の国務、国防長官の訪韓を予定しており、5年ぶりに米韓2+2が復活する。そのときまでに在韓米軍経費問題は合意に達しておきたかった。(2)バイデン政権発足後も中韓首脳の電話会談が先行するなど、米国は韓国が中国の方向を向いていることを懸念している。2017年10月に交わした中韓合意書と、その前日に康京和外相が中国に約束した「3つの不」(米韓同盟を薄める3つのことを韓国が中国に約束した)を帳消しにしたいとバイデン政権は望んでいる。そのために米韓同盟を強化したい。(3)インド太平洋での協力を推進するバイデン政権は、日米韓協力を強化したい。そのために日韓関係修復と米韓同盟強化は不可欠。米韓の揉め事は解決しておきたい。以上の3つが背景にある。