グーグルはクッキーに代わるツールも使用しないデジタル広告の世界はどう変わるのか
・グーグルは、もはや個々のユーザーの行動を追跡しないと述べた。 ・グーグルはデジタル広告のターゲティングに使用されるサードパーティ製のクッキーを排除する方向に動いている。 ・グーグルの決定は、これらの追跡ツールに依存してきた広告業界を混乱させる可能性がある。 グーグル(Google)が3月3日に個...
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サードパーティークッキーの廃止により、複数のウェブサイトで同一個人を特定できなくなると、リターゲティングは実行できなくなるため、広告主にとっても有効な手段を失ってしまうことになります。
代替手段として、ユーザの興味によってセグメント分けすることで、プライバシーを担保しながら、効果の上がる広告が打てるようになるとは説明されていますが、ユーザ分類による実績は過去にはあまり上がっていないため、どこまで期待して良いのか、現時点では不安が募ります。
"「Unified ID 2.0」を作成したThe Trade Deskの株式は7%以上も下落した"
フィンガープリンティングとは、ブラウザから得られる些細で関連の無さそうな情報群から、まるで指紋から犯人を特定するように、個人を特定する手法のことです。
プライバシーサンドボックスは個人を特定させないことを特徴としているのに、逆に個人が特定しやすくなる懸念があるわけです。
Safariなんかはカスタマイズ性や利便性を捨ててフィンガープリンティング対策をしていますが、Chromeはその逆を行っています。
そして、ログイン型のサイトを提供しているサービス提供者は、Chromeからのログイン者とフィンガープリント(指紋)を紐付けできますから、自サービス外の傾向までプライバシーサンドボックスから取得できるわけです。
大量のユーザを抱えるログイン型のサービス提供者は一人勝ちでデータを掴み、おそらくそれを外部利用する形での広告が出てくるでしょう。
広告業界の大転換期になりそうです
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https://newspicks.com/news/5659766