【驚愕】2日で8億、大金が舞う「アートオークション」の現場
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NewsPicks Nowで配信される「アート投資」について取材しました。
4年前からアートを購入するようになり、今では30点ほどの作品をコレクションしています。
アートをコレクションすることで、作品を通してアーティストと交流ができて、その熱い思いを知ることができる。
アーティストとの繋がりを感じることができ、自宅で鑑賞する時には「よし頑張ろう」と気合いが入る。アートとはそんな交流ができると思っています。
今回「投資」としての切り口で取材をしました。番組内でもお伝えしていますが、「アート作品」=「お金」という目で観て欲しくないというのが個人的な思いです。
アート作品の「投資」としての側面と、アート作品との「向き合い方」、アートには、ただの「投資」としてだけではない魅力があることが伝われば嬉しいです。
注目のコメント
アートオークションが盛り上がりを見せている一方、オークションで落札された金額は出品者に入り、作家に入る仕組みが弱い。ここにブロックチェーンによるトレーサビリティの担保、プライマリーとセカンダリーの事業者が一気通貫に繋がれば、作家の定期収入の実現と、市場の透明化にも繋がります。
技術の力で市場を押し上げ、今の時代に合った価値評価体系、需要の創造、流通ネットワークをあらゆるプレイヤーで連携して作れば、日本のアートシーンは更に加速すると信じています。
オークションの加熱を機に、インテリアユースなどの裾野も広がると思います。日本ではマイナーだったベンチャー投資も、複数のエグジット成功例が出来たことで市場拡大したように、「アート投資」も機能させることが出来れば、確実に職に困るアーティストの数は減ります。
法人にとっては節税としての機能的価値などもあるので、まずはアート市場全体にお金が流れるように、全プレイヤーで盛り上げていきたいですね!日本のアート投資について、日本総研のこちらのレポートが業界で話題になってました。
https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/bunka_gyosei/pdf/r1393028_18.pdf
ざっくり概要として、日本と他国(アメリカ、イギリス、フランス、シンガポール、オランダ、韓国)を比較した時に以下の点が課題。
▶︎ 寄付控除額が小さい(上限設定額や繰越制度の未整備)
▶︎ 寄付されるアートの評価が、市場価格でなく国税庁評価
▶︎ アートを担保としたローンの仕組みが乏しい