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アナフィラキシーとは一言でいうと「重篤なタイプのアレルギー反応」で、血圧が下がる、息苦しくなる、全身のかゆみやじんま疹が出る、といった症状がみられます。

ファイザー社のワクチンに関しては、アメリカで約1000万回の接種が行われたうちアナフィラキシーは50件ほど報告されており、おおよそ20万回の接種に1回の頻度と考えられています。日本では既に4.5万回以上の接種が行われているため、このタイミングで報告があるのは不思議ではありません。

アナフィラキシーは、薬を投与すれば治療可能な疾患であり、ワクチン接種後にしばらく待機して様子をみることで異常を速やかに察知することができます。
(3月7日追加コメント)
2例目のアナフィラキシーの公表がありました。私が2月26日の副反応検討部会で議論された「副反応疑い報告の公表方針」を誤解していました。
死亡・アナフィラキシー事例については、初事例の報告時から直近の合同部会(次回は3月12日)までは速やかに公表、これら事象が合同部会で評価された後は、他の報告と併せて合同部会で確認した後で公表、です。
今後も3月12日の合同部会までは、死亡・アナフィラキシー事例については速やかに公表されますが、その後は合同部会の度に評価されます。


前回の死亡例の報告のときにもコメントしましたが、今回のアナフィラキシーの公表は、2月26日に行われた厚生労働省の副反応検討部会で議論された「副反応疑い報告の公表方針」に基づくものです。
死亡例・アナフィラキシーについては、初事例は判明時に速やかに公表されますが、それぞれ一度評価した以降は、他の報告と併せて合同部会で確認した後で公表されます。
今後は死亡・アナフィラキシー含め、すべての副反応疑い報告は合同部会で確認した後で公表されることになります。

https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000745164.pdf

(1)死亡・アナフィラキシー事例の公表方針
・当面※、それぞれ発生が判明した時点で速やかに公表を行うとともに、直近に開催される合同部会にて評価を行う。
※初事例の報告から直近の合同部会の開催までの期間。
・上記の合同部会でそれぞれ一度評価を行った以降は、発生時ではなく、それぞれ合同部会の度に死亡・アナフィラキシー以外の報告事例と併せて公表。

(2)死亡・アナフィラキシー以外の事例の公表方針
・今回の合同部会以降は、合同部会の度に公表。
※ なお、未知の事象が高頻度に報告された場合は別途対応を検討。
【46000人で1例】

首相官邸の情報では

3月5日までの時点で46000人以上のかたが1回目のワクチン接種を終了しています。

接種後のアナフィラキシーは1例報告されました。

症状は速やかな対応で改善しています。