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ウーバー「報酬引き下げ」で大混乱、激安事例も ユニオン「元に戻せ」

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現行のウーバーの報酬体系も「いつでもどこでも一律報酬」ではなくて「配達件数や注文額によって変わる変動報酬」です。いわば単位時給で働くアルバイトの報酬体系とは異なります。今回の変更とはそこに新しい要素が加わったということですよね。

ウーバー配達員はウーバーと雇用関係がない。なのに労働組合=ユニオンを組織する。そのことの当否についてはさまざまな意見がありますので踏み込みまん。しかし少なくともこのユニオンは労働組合である以上はウーバー配達員=労働者という立場です。つまり「会社の指揮命令系統の下に入れて労働者としてがっつり管理してくれ」という立場で会社にあれこれ物申しているわけですね。

いっぽうでウーバーとは「空いている時間を有効活用してささっと働いてささっと稼げる」あるいは「創意工夫でもっと稼げる」というところにその魅力があるという職種でしょう。単位時給ではなくて知恵を絞って効率的に稼ぐ方法を考える余地があると。どう考えても「労働者として会社の指揮命令系統の下で定額の時給でガチガチに縛られて働くのは嫌だ」というひと向けの職種だとわたしは思うんですよ。少なくともユニオンの考え方とは馴染まない。

今までの報酬体系もある意味でウーバー配達員とウーバーとの知恵較べの側面がありました。稼ぐ人は稼ぐ。そうでない人は稼げない。今回もまたその範疇の出来事だとわたしは思います。

知恵のあるウーバー配達員は新しい報酬体系のもとでももっと稼ぐ方法を見つけるでしょう。つまりウーバーで働くということの意義を「自分で稼ぐ方法を工夫するビジネス」だと考えるか。それとも「単位時給で働く単純ルーチン作業」にしたいか。そんな違いを感じた記事でした。
金属製建材メーカー。ドアハンドル、レバーハンドルが主力製品。欧米の建築・デザインを積極的に導入。環境・空間デザインから製品企画、施工工事まで行う。

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