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記事によると、「東京都には4月5日の週に最初となる4箱、1950人分が届く予定で、都はどの区市町村に配布するか検討を進めていました」とのこと、検討の結果、「65歳以上の高齢者の人口が23区と市町村でそれぞれ最も多いことから、23区では世田谷区に2箱、市町村では八王子市に2箱配布」とのこと。1箱は約480人分。

さらに、「4月12日の週、4月19日の週には、高齢者の人口が多い順に行い、22の区と市にそれぞれ2箱ずつ、計44箱」

このほかの40の区市町村には、4月26日以降にそれぞれ1箱ずつ配布。

都内のすべての高齢者が接種するためには6400箱とのことですが、上記すべて合計しても88箱です。

英知を集めて、できるだけ良い対処をしたいところ、東京都の接種実施計画では、「極めて非効率な業務」が想定されます。これほど細分化した実施だと、規模の経済性が得られません。また、物流や接種計画の自由度が確保できず、バイアルに残ったワクチンの廃棄リスクも高くなります。接種の順序の「厳密な公平性」をある程度犠牲にしても、接種業務に携わる「人的資源の確保」や「リスクマネジメント」に、本来は重点を置くべきだと思います。

このような心配がありますが、一方で関係者の努力には感謝いたします。世界的なワクチン供給不足の中ではありますが、防疫戦略が少しづつでも進んでいくことを願っています。