2つのリーダーシップ ~「人を導く」のか「人を率いる」のか
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「率いる」と「導く」の解説を拝読し、
従来のアイドル像とAKB戦法が思い浮かびました。
・従来のアイドル像=率いる
特に男性アイドルの場合、ファン心理はまさに「あなたに」ついていくですね。
・AKB戦法=導く
山を登り頂上を目指したい子がいる。
その山をどうやって登らせるか?「一緒に頂上へ向かう」心理。
ある意味、その昔「神7」と呼ばれていた方々は、「導く」というリーダーシップの取り方が非常に上手な人たちだったということなのかもしれません。
しかし、「率いる」形の従来のアイドル手法も、
ファン心理の軸はシンプルに「人物そのもの」にしかないのが強みと言えます。
引っ張るタイプのリーダーと導くタイプのリーダー、
過去どちらが良いのだろうかと悩んだこともありました。
でも今回この記事をもとに改めて思いを巡らせ、どちらにも成功事例があることから、自分の中ではどちらも間違いではないのだという結論に至りました。
注目のコメント
リーダーシップに関する研修の講師をしていると、人を導くのか、人を率いるのか、の違いについてディスカッションを繰り返します。導くの漢字の意味は、今回知りましたが確かに道と手なのですね、漢字の作りっていつも面白いですね。
話がそれましたが、人を導くリーダーは、いつもビジョンを持っており、逆にリーダーシップを磨くときにも、あなたのビジョンは何か、をいつも繰り返し繰り返し鍛えて考えていきます。明確なビジョンや目的をもちいて、メンバーに理解され同じ目的に共感し、組織がいずれは、一人一人で自律し自走できるようになると強い組織に。
一方、人を率いることが必ずしも悪いかというとそうでもなく、例えばトラブル状態や障害など即解決しなくてはの窮地の時には人を一気に率いて解決まで持っていくリーダーも必要で効果を出します。
ビジョンを持ったリーダーに共感し、一人一人がビジョンに向かって自走できる強い組織でありたいですね。リーダーシップとは何かをイメージする上で非常にわかりやすい説明です。周囲の人が、人に付くのか、Vision/Purposeに付くのかで牽引力は大きく違います。
また、そのVisionにリーダー自身ががいかに熱狂しているのかという点や、今ある当たり前の道筋に甘んじていないということもとても重要です。
野田智義先生がおっしゃるLead the selfからLead the people, Lead the societyの流れや、リーダーは"見えないものを見る"という点に通ずると思いつつ、それをただのインプットじゃなく体験させてくれる大学院大学 至善館(https://shizenkan.ac.jp)は改めてすごいなーと、失礼ながらグロービスの記事を見て思いました(笑)