2021/3/8

【超入門】今学び直す、アマゾン創業者「10の偉業」

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アマゾン創業者のジェフ・ベゾスは、27年も前に創業した巨大な帝国企業のCEOを今秋退任し、エグゼクティブ・チェアマンに就く。
アマゾンは現在、アメリカで4番目に価値のある企業であり、国内で2番目に大きい雇用主であり、1997年に上場してから国内のあらゆる企業の中で2番目の株価業績を叩き出している。
そして、何よりも、どの企業よりオンラインで物を買うことを世界に教えてきた。
(写真:Photo by Spencer Platt/Getty Images)
我々は、ベゾスの時代をどう記憶すべきなのか。
テックアナリストのベン・トンプソンは、ベゾスを「テック史上、ほぼ間違いなく最も偉大なCEOだ」と指摘するが、確かに財務データはそれを裏付ける。米ハーバード・ビジネス・レビューのCEOランキングでは、2014〜19年まで毎年、S&P1200の経営者の中でベゾスが財務成績のトップに輝いていた(2020年のランキングの発表はなし)。
ところが、2015年にESGの高まりから社会・環境の成績がランキングに加わると、ベゾスは1位から87位にまで転落した
この転落は、ベゾスの遺産を評価することの難しさを端的に示している。少なくとも現時点では。
我々は彼のことを、顧客ドリブンの創業者として記憶しておくべきなのか。長期的な考えを持つ、インターネット界のビジョナリーなのか?
21世紀の泥棒男爵なのか、労働組合の破壊者なのか、中小企業を助ける存在なのか、敵なのか?ワシントン・ポスト紙のオーナーとしての彼の役割や、宇宙旅行の推進へのコミットメントをどう評価すべきか?
INDEX
  • ①数字で見るアマゾンの今
  • ②注目の数字
  • ③証言:リーダーとしてのベゾス
  • ④次なる大陸へ
  • ⑤証言2:アマゾンの企業倫理
  • ⑥アマゾンのサブスクビジネス
  • ⑦アマゾンとベゾスの半生
  • ⑧ベゾス、3つの経営哲学🔮
  • ⑨証言3:ベゾスの今後
  • ⑩もっと知りたいなら

①数字で見るアマゾンの今