[ベルリン/ストックホルム 4日 ロイター] - ドイツ当局は4日、英アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンについて、これまでの方針を転換し、65歳以上の高齢者への使用を承認すると発表した。

さらに、2回のワクチン接種の間隔を延ばすことで効果が高まるという研究データを踏まえ、2回目の接種までの期間を最長12週間とするよう提言した。

また、新型コロナに感染し回復した人がアストラゼネカ製ワクチンを接種する場合、新型コロナ感染症と初めに診断された時点から6カ月後に接種を受けるよう勧告した。

スウェーデンの保健当局も4日、アストラゼネカ製ワクチンの65歳以上への接種を推奨。スペインやフランス、イタリアも同様の勧告を行っている。