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ただいまランキング1位、読まれています。聞き手は私が務めています。インタビューを通じて、山口さんを誤解していたことを痛感しました。フェミニズムについて、山口さんの態度は非常に共感できるものです。ちょっと長いですが、ハイライトをご紹介します。ぜひ全文をご覧ください。

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——新刊で印象的なのは、自分の弱さをさらけ出して同情を買うことはせず、抽象的な問いを重ねる方向で構成していることでした。

【山口】ありがとうございます。実は書き始めたときには、結婚していない自分を、「『ふつう』を求める社会の圧力の被害者」として描こうと考えていたんです。

ただ本を書き進める過程で、「何の目的であれ、結婚することも、結婚しないことも、それぞれの人が戦って勝ち取ったもの。結婚を選んだみんなはいまも結婚生活を送りながら、家族という形を守るために戦っているのではないか」と考えるようになり、自分を被害者として描く視点に違和感が出てきました。

郊外の一戸建てに住んで旦那さんとお子さんのいる「模範的」な家族を築いた人も、それで人生の目的がすべて満たされているわけではなく、夫婦や親子という逃れられない関係を背負いながら、いまも日々戦っているのではないか。

そう気づくことで、私は同時に「自分がこれまでやってきた生き方は、ずるかったのかもしれない」とも感じました。スタンダードな家族の形から距離を置いて、「自分は被害者」と考えている。それは実は、結婚して誠実に日々を営んでいる人たちが築いてきた「ふつう」という価値観を自分自身も前提にしているのではないか、と。そこに乗っかっているという意味では、フリーライドしているわけです。
いいかげん結婚とか出産とか本人のしたいようにすればよくて、まわりがガチャガチャ言う話じゃない。

そして、家庭か社会かの二元論ではなくて、社会に出たいなら出ればいいし、イヤなら家で生活保護もらってニートしてたらいい。

みんな暇なのかと思うぐらい人に関心持ちすぎ、僕良くも悪くも人の人生とか生活に興味ない。
山口真由さんはしくじり先生だかを見て以来、気なって仕方がない存在です。なかなか本質的なところをついていてすごい。ただ、話したこと書いたことに自縄自縛になっちゃいそうで心配になる。

うちは、ひとり親の世帯なので、まさにスタンダードな家族の形から距離を置いています。いろいろと至らないところもあったりして、同じ立場の人も情報少ないし、社会の支援は女性向けも多く、満たされない私は「自分は被害者」と考えてしまってるところがあります。そこらへん、普通なんてものはないのに、だれもが自分なりの理想との乖離を普通との比較差異に置き換えて満たされなくなってるのかもしれない。