ESGブーム便乗も、金融庁が投信名称に基準必要か検証に着手へ
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個人向け投資信託ビジネスにおいて事業成長に影響するファクターが運用実績や投資機会、投資手法等ではなく、販売金融機関の営業員にとっての売り易さとなっている現状、足もとのESGブームに乗って名称にESG投資を示す表現を入れようとする流れは驚きではありません。
そもそも多くの投信が長期的な顧客資産の成長を目指すとうたっている以上、「ESGを考慮しない」という商品は存在しないわけで、ある意味で全ての商品がESG関連投信であると標榜することすら可能とも思われ、そうしたことがマーケティング努力でのラベリングにつながっている残念な状況にあると考えています。今後ますますESG投資に増えることを考慮すると必要な基準かと思います。EUでは昨年 Sustainability Risks, Sustainability Factors, Sustainable Investmentの三点のディスクロージャーを義務化するルールが出ています。
こちらのサイトからダウンロードできる英語サマリーがA4二ページと短く読みやすいです。
https://www.linklaters.com/en/insights/publications/2020/january/trio-of-new-eu-rules-will-shake-up-how-funds-approach-esg